50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

鬼が来たぞぉ~~!!!。。。男子たちが可愛い♡。。。

 節分でしたね。

 いや、節分がこんなにも盛り上がるイベントだとは知りませんでした。

 うちの保育園では、この1週間を ”節分ウイーク” として、いろいろ盛り上げてきたのだ。鬼の面を作ったり、絵を描いたり、鬼にぶつける豆(新聞紙を丸めたボール)を作ったり、鬼のパンツ他、関係ある歌を覚えたり、以上児さんには、ひいらぎや鰯の頭を飾る理由まで、年齢に応じて説明している。

 そして、節分には、鬼が来る・・・、と。

 2/2(金)。エントランスホールにどこからか和太鼓の音が響いてくる。。。

 赤鬼、青鬼、登場。2匹が、0歳児から1歳児、2歳児・・・それぞれのクラスの前に現れる。子どもたちは、保育室から出て来て、豆(新聞紙ボール)をぶつけるのだ!。・・・出て来る勇気のある子は(笑)!。

 しかし、鬼のコスチュームがすごい!。全身スーツに、顔もすっぽりかぶるお面。職員同士でも、誰が中に入っているのか全然、分からない。肉襦袢というやつで、体型も、すっかり鬼である。それが、金棒を振り上げてやってくる。。。

 これ、みんな、泣くんじゃないの?、と思ったが、1歳児、2歳児は、勇敢に保育室から出て来て、ボールをぶつける子がほとんだ。先生にしがみついて泣いている子はチラホラ。

 実況の先生がマイクで盛り上げる「みんな、がんばって。鬼さんを追い払うときは、何て言うんだっけ?。鬼はぁ~、そとぉ~・・・」。そんな声も聞こえないほどの、エキサイトぶりだ。

 4歳児、4歳児の部屋は廊下の奥。2匹の鬼が進んでいくと、最後は、大きい子たちが応戦して、鬼はエントランスホールに押し戻され、最後は玄関から逃げていく、という設定だ。

 さすが、4、5歳児は強い、勇敢だ!。と思いきや、泣いてる子もいる。それでも、クラスのみんなのくっついて、ボールを投げている。・・・とうとう、2匹の鬼が後退してきた、いよいよクライマックス!。ここで、園長先生がひいらぎの枝(鰯の頭がついている)を振りかざして登場、鬼は玄関から出て行ったのである。めでたし、めでたし。

 さあ、みんな、落ち着いて、園長先生のお話を聴きましょう。。。

 と、見ると、4歳児男子、A太郎(仮名)が固まったまま、ガン泣きしている。。。よしよし、だいじょぶ、だいじょぶ、がんばったね、私もひざまづいて、その小さな背中をさすってやる。すると、それを見ていた弟のB次郎・2歳児が駆け寄って来る。兄が泣いているのを目の当たりにして、自分も恐怖が呼び覚まされたらしい。。。そのまんま、兄弟を抱いて、よしよしする私。・・・かわいい。。。ふだん、私に向かって、ジジイとか言ったりするA太郎が・・・かわいい♡。。。

 かと思うと、同じ4歳児でも、ほこらしげな男子がいる。「○○(←自分のこと)、△△ちゃん(←同じクラスの女子)のこと、守った!。△△ちゃんの前に出て、鬼にぶつけた!」などと、聞かれてもないのに、私にアピールしてくる。。。

 みんな、かわいい。。。

 伝統行事はいい。

 今日はこのへんで。