50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

保育園でのケガ。。。口唇裂傷。。。その2

 さて。下唇が縦にパックリ割れてしまった、さゆりちゃん(4歳児・仮名)を歯科医院に連れて行く。

 電話で歯科医に言われたとおり、清潔なガーゼで圧迫止血。

 運転は私、後部座席に、さゆりちゃんと担任の先生。先生は待ち時間が長かった場合に備え、絵本を何冊も持ってきている。慣れ親しんだ、大好きな先生が一緒にいること以上に、子どもが心強いことってないのだろう。

 すぐに、さゆりちゃんのかかりつけの歯科医院に到着。医院と言っても、複数のドクターがいて、口腔外科の医師もいるところだ。ここで、さゆりちゃんのお母さんにも合流。

 歯科医師の診断。。。 

 下唇の裂傷に加え、左上の前歯に少しグラつき。上の歯茎にも傷があり、上唇小帯が切れている。以上。で、やっぱり設備の整った大きな病院がいいとのことで、紹介状を書いてもらって、日本赤十字の病院に向かうこととなった。

 

 と、ここで、上唇小帯について。新米の保育園看護師である私は初めて知りました。上唇と歯茎がつながっている部分ですが、これはさほど重要な機能はないらしい。さゆりちゃんの場合は、かなり前の方まで上唇小帯がくっついているので、いずれ切っ手あげなければならなかった、という。・・・へえ、そうだったんだ。気になる方は、「小児」「上唇小帯」ぐらいでググってみてほしい。

 

 さて、日赤に到着。

 ここでも、数十分、待たされたのだが、さゆりちゃん、グズりもせずに絵本を読みながら待っていることができた。ホント、えらいんだ、さゆりちゃん。

 ようやく、診察、治療。

 まず、アゴのレントゲンは異常なし。下唇の裂傷は、7針縫合。1週間で抜糸できる見込みとのこと。(ちなみに唇には溶ける糸は使わない。溶けるまで、1ヶ月くらいかかるし、かえって化膿するリスクがあるのだそうだ) 唇のしわと同じ方向 = 縦に裂けた場合は、傷も目立たなくはなるらしい。ちょっと、ホッとする。そのほかのことは、経過観察でよい、とのこと。

 

 翌日は、下唇のカサブタが痛々しかったが、それもドンドンきれいに治っていった。。。

 気になるのは、ぶつけた左上の前歯のグラつき。抜けちゃう可能性もなくはないらしい。・・・その可能性はかなり低いようなのだが、歯科医は ”だいじょぶ、抜けませんよ” とは絶対、言ってくれない。次回の診察で、歯科医師のOKが出るまでは慎重に。。。

 というわけで、今、しばらく、さゆりちゃんは前歯で噛まないように、給食はやわらかいもの、大きいものは刻んで提供している。

 早くおせんべいも、バリバリ噛めるようになるといいね、さゆりちゃん。

 

 今日はこのへんで。