50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

新年度が始まって。。。慣らし保育。。。

 さて。新年度が始まって、1週間が過ぎました。

 今年のカレンダーは間が悪いことに、4/1が月曜日、だから、月から金までのフル登園。新入園児のみなさん、人生初めての園生活、お疲れさまでした。。。

 うちの1歳児クラス。10名ほどなのだが、0歳児クラスからの持ち上がりは半分もいない。あとの子は、生まれて初めて、ママから引き離されたのだ。

 もちろん、新入園児には ”慣らし保育” がある。

 初日、2日目は、9:00~10:00の1時間、

 3日目、4日目は、9:00~11:00の2時間、

 そして、5日目はお給食まで食べて、お迎え。

・・・・こんな具合に2週間掛けて、保育園生活に慣らすのがうちの園のやり方だ。

 1歳児たち、生まれて初めて、ママから引き離されて、阿鼻叫喚である。た泣き叫んでいる。もちろん、この時期は、他のクラスの先生たちも1歳児クラスに集結して待ち受けている。

 だが、しかし。ひときわ長く、泣き続けている子がいる・・・

 まっちゃんだ(1歳児男子・仮名)。

 まっちゃんには、上にお姉さんがいてこの園に通っている。なので、この園自体は何度もママと一緒に来ている。私も、まっちゃんを抱っこしてやったことがある。

 4/1の初日、看護師である私が各クラスを回っていると、ひときわ大きな泣き声。まっちゃんは、クラスの中でひとり泣き止まないのだ。保育士さんに抱っこされながら、ギャン泣きを続けている。それがなんと!。私の姿を見て、救いを求めているではないか・・・。

 マットの上に降ろされたまっちゃん、私に向かってヨチヨチと進んでくる。そして、私に膝によじ登って、抱きついてきたのだ。そして、・・・ようやく、まっちゃんが泣き止む。私の腹に顔を押しつけたまま、チラチラと周囲を観察している。・・・なぜかは知らない。わからない。しかし、・・・まっちゃんは、私だと安心するのだ!!!

 そのまま、まっちゃんは、何分経っても、私から離れようとしない。

 並み居る保育士さんの中で、この子が心安まるのは私の腹なのだ。ちょっと、誇らしいような気持ちの私。。。

 「ほらほら、看護師さんはお仕事あるんだって。またあとで遊んでもらおうね~」周囲の保育士さんが引き離してくれる。・・・なんだか、私まで身を裂かれるようだ。

 泣いて私にすがりつこうとするまっちゃんを振り切って部屋を出る。

 なんて、かわいい子なんだろう♡。

 2日目もまっちゃんは私を求めた。しかし、3日目、まっちゃんはあまり泣かなくなった。相変わらず、私を見るとヨチヨチ来て抱っこを求めるが、だんだんと保育園の環境に慣れてきたようだ。もう、初日のように必死で私に救い求めることはなくなった。まっちゃんの自立・・・、ちょっとさびしい私。

 そして、5日目、私の前でちゃんと給食を食べられた。。。えらいぞ、まっちゃん。

 ベテランの保育士さんに言わせると、最初のうちにしっかり泣き叫んでいるこの方が、安心なのだそうな。最初にギャンギャン泣かない子は、そのあと長い期間、メソメソするとか。そういうものなのかな。

 まっちゃん、いつでも泣きに来ていいからな。

 今日はこのへんで。