50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

換気しすぎて、寒い・・・

 さて。保育園看護師のわたしです。

 以前は、民間の認可保育園に勤めていた。そこでは、ほぼ一日中、保育をしていた。とにかく、人出が足りなかったのだ。0歳児から4、5歳児まで、必ずどこかのクラスに入っていた。で、子どもが膝をすりむいたりすると絆創膏を貼ったりする、月に1回、ほけんだよりを作成する、ぐらいが看護師業務だった。

 いろいろあって、そこを退職し、1ヶ月前から、某市の公立保育園に就職した。

 ここでは、保育に入ることはない。広い事務室には、園長、副園長、栄養士、看護師の4人が専用のデスクを持ち、電話番を兼ねている。他の先生たちは、誰のものと特定していない席でパソコンを開いて事務を執る。

 わたしは現在、ほぼ一日中、事務室にいる毎日だ。しかし、大した事務量ではない。この事務量については、また今度書こう。今日書きたいのは、・・・寒いのである。

 早、11月ですよ。。。

 現在の園では、建物のあちこちに扇風機が回っている。各保育室には最低2つずつ、事務室にも1つ、常に回っている。エントランスホールは扇風機だらけだ。。。コロナの感染予防のためだそうな。これが寒いのだ。。。

 この間の職員会議(月に1回、17時から2時間くらい。ちゃんと残業代がつく)で、2歳児クラスの先生が発言した。午睡の時間に、扇風機の風が当たって咳をしている子がいる、午睡の間だけでも、扇風機を止めてはいけませんか?というものだ。

 園長は止めてはならぬと言う。風が直接当たらないように、工夫せよというのだ。すべては、感染予防のためだと。そんなバカな・・・と思う。室内の空気をかき回して寒い思いをさせたからって、それがどの程度換気につながるのか?。換気とは、部屋の内外の空気を入れ換えることだ。さらに、そもそも、そこまで過度に換気を気にするほど、コロナが恐ろしい状況ですか???

 しかし、もう、こんなことを3年も続けているのだ。『5類になったからと言って、コロナがなくなったわけではありません』と園長。なくならないよ!、と心の中で突っ込むわたし。コロナウイルスは、常に変異をし続けて、身近に有り続ける。だって、風邪だもの。

 外出自粛も、マスクも、黙食も、この3年間、新コロの感染予防で効果が確認できたものはひとつもない。コロナウイルスは人間の施策の影響を受けずに、勝手にウイルスの都合だけで増減の波を繰り返してきたんじゃないのか?。先生方は、そんなことを考えたりしないんだろうか?

 しないね。各園の看護師を筆頭に、考えたりはしない。。。

 

 ここで、ひとつ付け足しておくと、ほとんどの子どもたちは寒がっていない。会議の後、保育士の先生たちに、個別に聞いて回ったが、子どもって暑がりなのだ。あるベテランの先生は室温22、23度までは扇風機を回してちょうどよいのだという。(もちろん、コロナの前は11月に扇風機なんか回してなかったが・・・)

 確かに。扇風機は天井。子どもは床に近い位置で遊び回っているんだし。

 むずかしいね。。。

 

 今、うちの先生方は、ほぼ全員ノーマスクだ。大量に購入したアクリル板は倉庫のすみだ。でも、コロナの前に戻るのは遠い・・・。

 今日はこのへんで。