50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

よその園とくらべてみたら。。。

 さて。保育園看護師の私であるが、ふだん、主に私が担当している2歳児クラスのお子さんが入院してしまっている。なので、フリーの保育士として、あちこちのクラスを手伝う日々だ。

 以上児のクラス。3歳以上、つまり、年少~年長さんまで10数人をうちの園では同じ空間で保育している。私はそこに入ることも多くなった。前回も書いたが、そのカオスッぷり・・・。まったく、こちらの言うことはきいてくれない子どもたち。1時間いるだけでクタクタになってしまう。

 言うことをきかせなければいけない、スケジュールどおりに進行させなければいけない、と思うからいけないのかもしれない。もっとおおらかな気持ちで子どもたちに接しよう、と自省するひまもない。とにかく、誰かが誰かにケガをさせないように、特に要注意な子からは目が離せない。。。

 私は、昨日は午前中、以上児のカオス部屋で神経を削られていた。そこへ、園長から、すぐに2歳児クラスに入ってくれ、と言われる。

 ・・・癒やされる。。。2歳児クラスの、なんと平和なこと。今まで、こんな平和なところにいたんだ・・・とつくづく思う。さあ、2歳児さんたち、おやつを召し上がれ・・・。

 すると、今度は園長から、よその園にヘルプに行ってくれ、と言われる。系列の園にいる看護師さんが早退したので、そこへ行けと言うのだ。その園は、医療的ケア児が複数いるのだ。夕方近くになって、あわてて、車で10分ほどの系列の園に行く。

 年長さんに気管切開をしている子がいるのだが、言葉も発声できて、元気な子だ。今日も、体調に問題はない。私は、その子のそばにつくことになった。

 一緒に遊びながら、よその園のクラスの雰囲気はどうかな、と見ていた。こっちは、年少はおらず、年中と年長が一緒の空間で保育されている。

 ・・・全然、ちがう・・・

 うちと同じく、1つの空間に10数人の子がいるのだが、秩序がある。。。

 テーブルでお絵かきや色塗りをしているグループ。オモチャをひろげておままごと遊びをしているグループ。みんな、何て整然として平和なのだ。しかも、それを若い男の先生がひとりで見ている・・・。信じられない光景である。もちろん、ただ見ているのではない。要所要所、ケンカになりそうな子たちに割って入ったり、危ないことをしそうな子を止めたり、数分に1度は介入している。

 しかし、違えば違うものである。

 お片付けも、先生が口で言うだけで、子どもたちが見事にきれいにオモチャを片付けてしまった。

 うーん、何がちがうんだろう。カオスでしかたない、というわけではないのだ。勉強になりました。。。じゃあ、そうすればいいのか全然わからないけど。

 今日も、うちの以上児さんと向き合います。

 今日はこのへんで。