50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

ゴールデンウィークの保育園。。。ゆっくり遊べる。。。

 5月1日(月)と2日(火)、うちの園は通常営業です。

 しかし、ゴールデンウィークの真っ只中、登園してくる子も8割ほどだ。ちょっとだけ、ふだんより人口密度が下がって、ゆとりがあるような気がする。先生たちも、これを乗り切れば連休が待ってると思えば、心にゆとりが生まれる。

 私は、保育園看護師とは言え、その仕事はほぼほぼ保育士である。担任を持たない、フリーの保育士。で、昨日も午前中は、3歳以上児のクラスに入った。なんだろう?。少しだけ静かな気がした。ふだんは阿鼻叫喚の動物園といった以上児クラスであるが、すこしだけ平和な空気が流れていた。昨日は、3歳以上児11名に対して保育士2~3名、「ずいぶんと労働条件の良い園だな!」と突っ込まれるかと思うが、うちの子たちは筋金入りの粒ぞろい(と、私は感じている)、ひとりひとりがカオスを生み出すパワーを十二分に秘めているのだ。

 発達凸凹のウコンくん(仮名・3歳)。彼ともゆったり一緒にいることができた。ウコンくんは、朝と帰りのお集まりとか、ほとんど参加しない。無理に参加させないのが、子どもの主体性を大切にするうちの園の方針なのだが、昨日はほとんどミニカーでひとり遊びをしている。

 ウコンくん、言葉は発しているのだが、何を言っているのかわからない。ご両親とも中国人でウコンくんも母語は中国語だ。中国人の社員によると、中国語でのおしゃべりは通じるらしく、ひとりごとも中国でしゃべっているらしい。私にも何か言葉で訴えてくるのだが、構音が甘く(赤ちゃんっぽい発音ということ)、中国語のようにも聞こえるし、日本語のようでもある。

 とにかく、昨日はウコンくんとの時間を取ることができた。すこしだけ、ウコンくんが私に打ち解けてきた。小柄で一番幼く見えるウコンくん。しょっちゅう「(ほかの子に)オモチャとられた~」アピールで泣き叫んでいる。

 もちろん、彼は、ほかの子と遊ぼうともするのだが、まだぎこちない。だれか2人が追いかけっこをしていると、ウコンくんもニコニコ楽しそうに笑いながら、仲間に入ろうとしてたりする。でも、うまくは入れない。で、またひとり遊びに戻る。

 やっぱり、言葉の壁もあるよな・・・、と思う。

 時々、だれかに力まかせのハグをしてしむこともある。2,3人の子が、私の膝に乗ったり、背中によじ登ったりして、じゃれついている時、ウコンくんも参加してきた。私の頭を力まかせにハグしている・・・。あたたたた・・・。何か言えよ、ウコン・・・。

 言葉を引き出すために、言語聴覚士さんなんかが使ってるフラッシュカードでもやってあげたらいいのかな。でも、ウコンくんに時間がさけるのも、ゴールデンウィークだけだ・・・。ふだんの日なら、ウコンくんが誰かに引っ掻かれないように気を配るので精一杯だ。

 どうしたもんかな。。。

 今日はこのへんで。