50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

私服の保育士たち。。。

 転園、卒園していった園児たち、先生たち。

 あっという間でしたね。もう4月になりました。

 で、グループ系列の保育園の職員全員の研修がありました。100人以上が、貸しホールに集まったのだが、ふだんと違う、先生たちの私服姿が新鮮だった。

 え?、保育士なんて、いつも私服だろ?って。いやいや、ふだんはユニフォームです。サラリーマンの背広と同じく、ジャージにトレーナー、エプロンは保育士の制服です。(余談ですが、保育士は洗濯がたいへん。子どもたちが鼻水とよだれをたっぷりつけてくれるので、毎日、洗います!)

 それに、女性(ほとんど女性だけど)は髪型も変わってる気がする。

「え?、○○先生ですか・・・?」と見まごうばかりの人がチラホラいる。クールだったり、ふんわりしてたり、私の勝手な印象を裏切ってくれる先生が多い。先生方もお互いに驚いている。

 

 で、うちの園では、選択理論心理学というのをベースに保育をしていることを、研修で初めて知った。へー、そうだったの。何?、それ。研修講師が、大谷選手もトレーニングに取り入れている理論だと言ってた。それを、保育の場で実践すると、「子どもの主体性を大切にする保育」になるらしい。

 講師曰く「いまだに、虐待まがいのことをして、子どもをしつけなければならない、と考えている保育園が日本の大半」なのだそうだ。

 じゃあ、古い保育の考え方って?。

 一斉保育。イメージ的には、子どもたちを叱りつけ、時には怒鳴りつけ、何度も何度も練習させて、一糸乱れぬ「おゆうぎ会」を父兄に披露する、みたいな感じかな。給食の時は、みんなで声をそろえて「いただきます!」。朝の会。帰りの会。集団行動がピシッとできる、それをゴールとするような保育の指向があったのだろう。

 これからは、子どもの主体性を大切にしなきゃ。。。

 なるほど、私も賛成です。私も、子どもたちは伸び伸びしていたほうが幸せだと思う。保育士は、たいへんだけど。とても重要なテーマだ。このへんのことは、また、おいおい考えていこう。(そう思いつつ、ウトウトする私)

 

 研修のあと、うちの園の有志だけで飲み会もあった。酒の席でいろいろと陰口、いや、情報交換がなされるのは、女性の多い職場も、男性の多い職場も変わらない。それはそれで楽しい。

 「こうやって、お酒飲みながら、みんなでワイワイ話せるなんて、3年ぶりよ!」と園長。・・・ほんとに、自粛してたらしい。びっくりである。

 あ、最後にマスクのことを書いておきます。うちの経営母体は株式会社で、社長や部長というえらい人も研修で挨拶してましたが、ノーマスクでした。へー、と胸をなで下ろした私です。研修会場ではマスクを強要されるかなと思っていたのです。ちなみに、保育士は私以外まだ全員マスクです。自主的マスク。

 自分が飲み会をできる喜びも大事ですが、早く、保育園でマスクをはずして、しっかり表情豊かに、子どもたちに接しましょうね。と、言いたかったけど、言えない私でした。

 今日はこのへんで。