保育園看護師をしていて、うれしかったことぉー。
うれしかったことぉぉ~。
(お笑いコンビ『いつもここから』の感じで。このコンビを知らない人はググってみてね)
昨日のこと。
ここ数日、お熱で休む子が増えている。昨日も、なんだか登園する子が少ない。やや、人員的なゆとりが生まれていた。で、私は保育を抜けさせてもらって、ひとり、事務室で事務仕事をしていると。(事務室といっても、3畳間ほどの空間で、人がすれ違うこともままならないのだが)
「コトリ先生(←私のこと)じゃないとイヤだというので、連れて行きます・・・」
と声が聞こえた。何が来るのかと身構えていると、2歳児クラスの先生が、ルンちゃん(仮名)を連れてやってくる。家で貼ってきた絆創膏がはがれてしまったのだが、その先生が貼り直してあげようとしても、ルンちゃんはいやがって貼らせてくれないのだそうな。で、
「コトリ先生なら、いい」と本人が言うのだそうな。
・・・なんか、うれしい。ルンちゃん、君はなんて賢い良い子なんでしょう。
見ると肘のあたりを擦りむいている。それも、唾でもつけておけば良さそうなちっちゃい傷。
でも、触られるのはこわいのだろう。
私は救急箱を持ってきて、やさしく、静かな口調で対応します。まずは、ルンちゃんに子ども用の椅子を勧める。2人だけの静かな時間。ふだん、手に余るほどの元気な子も、このシュチュエーションでは静かになります。アンパンマンなんかの絆創膏があればいいんだろうけど、そんなのはない。園に置いてあるのは、地味な絆創膏。「これ、貼っておけば、もう大丈夫だよ」
子どもって、大人が自分にだけ、注意を集中してくれているのが、すごく満足なんだと思う。別に絆創膏の貼り方に、上手いも下手もないとは思うが、できるだけきれいに貼って上げる。「はい。これで、また、みんなと遊べるね」
「コトリ先生、ばいばい」
ルンちゃんを2歳児クラスに戻す。
以上で昨日の看護師業務の実技は終了。あとは、毎月の「ほけんだより」を作ったぐらいかな。残りの時間は、保育士さんと同じことをしています。
3歳児以上のクラスに呼ばれて、カブトムシの持ち方を伝授してきた。先生も含めて、まだこの園で、カブトムシが持てる勇者は、今のところ私ひとりなのだ。(若いイケメン先生がいるのだが、彼は昆虫全般が苦手なのだ!)
「カブトムシは、この短い角を持つんだよ。でも、絶対、無理にひっぱったりしないで、やさしくだよ・・・」・・・園児たちの尊敬のまなざしと大歓声。。。
うれしかった。。。
今日はこのへんで。