50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

いつのまにか半年経ちました。。。

 保育園看護師になって、いつの半年経ちました。。。

 昨日は、系列の園に入ったばかりの、新人保育園看護師さんが研修に来ました。新人と言っても、そもそも看護師としてのキャリアは、私のよりも長いのだが。(当たり前だ、私は看護師免許を取って、まだ1年ちょっとだ!)

 なんとなく、看護師のキャリアというと、病棟経験の長さで決まるような気がするが、しかし、どんな病棟にいたかで経験内容は大きく変わる。すべてを経験できる病院など無い。保育園看護師になるのに、病棟経験(たとえ小児科であっても)は不要、と言う人もいる。

 そりゃそうだ。保育園にいる子は基本、病人ではない。病棟でやる看護は、あくまで医師がすぐそこにいて、医療機器が全部そろっていて、すでに診断名がついている患者である。保育園は、その前の段階だ。

 では、どんな経験が、一番、保育園で役に立つだろうか?。

 これは、私の、生意気な私見であるが、看護師試験に受かる基礎知識があれば充分な気がする。保育園で必要な医学的な処置なんてほとんどない。座薬を入れるくらいだ。

 あとは、吸引とか導尿とか、医療的ケアというやつだ。これは、病棟にいれば必ず、しょっちゅうやるというわけでもないだろう。私も導尿はやったことがない。そういうケアが必要な場合には、勉強して、保護者とも良く話し合ってやり方を身につけていけばいいと思う。すべて、家庭で両親がやっていることだ。「導尿、やったことないんです」と言ったからって、それが信用失墜になるとは思わない。看護師に必要なのは、医学的知識の裏付けだと思う。それが、看護師の信用につながるのではないか。

 話を戻そう。

 昨日は、うちの園に、一時的に3人も看護師がいた。看護師っぽい仕事は、預かったお薬を子どもに飲ます。気管支炎で休んでいた子。元気になったから登園したのだが、抗生物質の処方が残っていた。医師の与薬指示書をもとに、これを飲ませる。ワイドシリントいうピンクの粉末。これを水に溶いて、いやがらずに飲んでくれるかなぁ、3歳児・・・。3歳児、無事に飲んでくれました。美味しい味がついているらしい。

 あとは、お熱。ここ数日、発熱で早退する子が毎日のように出ている。熱が上がりきったら、氷嚢で冷やすこともある。大人で言えば寒気がおさまったら、子どもの場合は手足も熱くなって、顔がほてったりしているようなら、上がり切ったと考えていい。でも、氷嚢で冷やすくらいは、保育士さんたちがチャッチャとやってしまいます。

 そんな感じです。

 私も ”新人” さんと一緒にしばらく0歳児ルームで過ごしました。

 初めて見る新人さんに人見知りして、泣きながら私のそばに寄ってくる0歳児たち。・・・かわいい♡。「そうか、そうか、やっぱり、俺じゃなきゃダメなのか?。よしよし・・・」と、ちょっとうれしい気分。先輩看護師の余裕を見せた私なのでした。

 今日はこのへんで。