50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

保育園看護師になりたい?。。。同期の看護師さんと。。。

 昨日、同期の看護師と久しぶりに会って飲みました。。。

 私が看護学科を卒業して、初めての就職先、とある重度心身障害児(者)施設(略して”重心(じゅうしん)”)で同じ病棟に配属された同期である。「重心」というのは、福祉施設でもあり、病院でもある、という場所です。大きな国立病院の一角が重心病棟だったり、あるいは重心だけでこぢんまりと独立してあったりもする。

 重度の障害ってどのくらい重度なの?というと、ほぼ寝たきりのイメージでいいかと思う。知的にも身体的にも重度。いつ生命の危機が訪れるかわからない。だから、医師や看護師がいる”病院”でなければ暮らせない、そして、”退院”するということのない人たちである。

 だいたい、重心の病棟には看護師と同じ数の保育士がいる。昼間は車椅子で過ごせる人もけっこういるので、保育士さんが散歩に出たり、レクリエーションをしたりしている。障がい児の病棟といっても、そのほとんどは成人で還暦を過ぎている人も珍しくない。退院ということがないからだ。

 

(もちろん、全国にある重心病棟のベッド数は限られていて、その何倍ものひとが”在宅”で暮らしている。親や家族が介護している・・・。)

 

 私が最初に就職したのはそういうところ。

 同じ病棟には、もうひとり新人が配属されていた。当時、私が54歳、彼女は22歳。私は3ヶ月で辞めてしまったが、彼女は2年目突入、おめでとう!!!。ほんとにエライよ!。おめでとう、バディ!!!

 私たちの病棟はほとんどが成人で、小児はいない。小児の看護ができると思って就職すると、あれ?ということになる。私も彼女もそうだった。

 看護の職場に『わたし、子どもが好きなんですぅ~。だから、この仕事が好きぃ~♡』が成立する職場はあんまりにないかもしれない。

 彼女も小児に関わる仕事がしたいと、ずっと思い続けているそうで、保育園看護師はどうですか?と聞いてくる。私が語れる範囲でいろいろ説明したが、彼女の将来の選択肢のひとつになったかどうか。

 やがて、話題は恋バナに移る。彼女は目下同棲中で、いつ、どんなきっかけで結婚に踏み切るのかと悩んでいる。。。

 若いっていいですね!

 今日はこのへんで。