50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

上野鈴本に行って来た。。。喬太郎さんはお休み。。。

 上野鈴本に行って来ました。。。

 よかったですよぉ~。ゴールデンウイーク真っ只中、客席はきっちり満員。

 「みなさん、やればできるじゃないですか!」と蝶花楼桃花(ちょうかろうももか)さんも褒めてくれました!。当たり前ですが、プロの落語家さんは上手い!。面白い!。お客さんもよく笑ってた。幸せな時間でした。。。

 客席はすんごく狭くて、映画館みたいな傾斜がないから、前の人の後頭部でなかなか高座が見えないんだけど、それはまあ、しかたないかな。

 初めて見る落語家さんも、芸人さんも、みんな面白い。席は真ん中くらいの列だったけど、ライブって、それだけで全然迫力と言うか、伝わってくるものが違いますね。

 以下、私自身のメモもかねて。

 柳家さん光さん。46歳にして「反対車」。9月には真打ち昇進だそうです。おめでとうございます!。

 太神楽(だいかぐら)曲芸。鏡味仙志郎・仙成のお二人も凄かった。海老一染之助・染太郎みたいに、どっちかひとりは解説なのかなと思ったら、交代で曲芸を披露してくれた。うしろの席の小学生の女の子も絶賛。。。

 蝶花楼桃花さん。「動物園」黒いライオンという設定でした。

 粋曲(”すいきょく”でいいのかな?)は柳家小菊さん。ググったら、都々逸とか「三味線の弾き唄いによる柳家紫朝一門の寄席の芸」なんだそうです。途中、三の糸(一番細いの)が切れるハプニング。高速で糸の張り替え。すごいものを見せてもらった。

 むかし家今松さん。「壺算」。こちらも聴いててよくわからなくなりました。

 で、

 私のお目当ての柳家喬太郎さんはお休み。どうも、PCR陽性だったらしい。・・・もうー!せっかく上野まで行ったのに・・・。

 と思ったら、代役は師匠の柳家さん喬さん。文句のあるわけがない。こんなに面白い「天狗裁き」は初めてでした。いいなぁ。。。

 

 お仲入り。トイレは並ぶよ~。席極小だから出入り大変だよ~。

 

 漫才「米粒写経」。面白かった。ネタも50代の私にドンピシャな感じでした。

 春風亭一之輔さん。笑点に魂を売った(笑)そうです。「まんじゅうこわい」。くすぐりを入れ放題でたいへんでした!!!。やっぱりプロの中でも上手い人なんだな~と改めて思う。

 林家正楽。ご存じ、紙切り。・・・しかし、私はこの人を小さい頃から見ている気がする。その時すでにおじいちゃんだったはず。・・・なぜ、生きてるの?・・・と思ったが、どうやら、私が小さい頃見ていたのは2代目で、この方は3代目なのだ。クローンを繰り返しているわけではないらしい。

 すごいな~。名人芸。一瞬で構図を思い浮かぶんだろうなぁ。客席から「スターウォーズ!」の注文で師匠が切り始めると、お囃子さんがすかさず三味線でスターウォーズの曲を弾いてくれたのもかっこよかった!

 トリは、

 柳家権太楼さん。ネタは日替わりで今日は「一人酒盛」。師匠の顔と表情と声。愛嬌があって、かわいい。イヤなやつの話なのに、ずっと見ていられる。。。帰りに一杯やりたくなりました。

 建物の出口で、前座さんが追い出し太鼓を叩いている。。。いいなぁ。寄席。また来ますね。

 今日はこのへんで。