たぶん、どこの市町村も同じだと思うけど、保育園看護師の会議があります。
うちの市では、月に1回。公立保育園の看護職の打ち合わせ会、というのがあります。各園の看護師と市役所の担当の保健師さん。ちなみに、助産師、保健師というのは、看護師免許を持っているのが前提なのです(昔は、保健師免許だけ取って、看護師免許は持ってないという人もいましたが)。
で、先日。うちの市の8人の保育園看護師が集まりました。私は初めての顔合わせ。
・・・よかった・・・、みなさん、やさしそうで・・・。
看護師は性格悪い、先輩看護師が怖い、というのが一般的なイメージだと思うが(←あ、患者さんにはやさしかったりするよ)、それはあくまで病棟勤務の看護師さんではないだろうか?。しかし、保育園にいる看護師は、みんな、病棟勤務を経て、出産して、クリニック勤めをしたりして、言わば、本流を離れて、”角が取れた” 人々という気がする。
だれも君のことをいじめないよ。。。
だいたい、みんな、”ひとり職場” なのである。各保育園に看護職は自分ひとり。だから、連絡も密にしたいし、何かと相談できる相手がほしい、何より後輩に定着してほしい・・・。
もちろん、世の中、医療的ケアを必要とするお子さんが増え、保育園もそれを受け入れようという流れになってはいるので、医ケア児を受け入れる保育園は、従来の保育園看護師(=保健室の先生的な役割)に加えて、もうひとり、医ケア担当の看護師が配置されたりする。
医ケアというのは、ほぼほぼ、吸引、胃ろう、導尿で、あとは1型糖尿病の対応とか。病棟でやったことがなくても、技術的にむずかしいものではない。そもそも個別性が大切で、家庭でやっているやり方を保育園でもやる、というのが基本だし、ひとりの子に落ち着いて関われるので、私は病棟でやったことがない技術でも心配はいらないと思っている。
公立保育園の看護師は、ほとんど、会計年度任用職員という、1年更新の身分だが、年休やボーナスはある。もしも、興味のある方は、1年だけ働いてみるのもいいんじゃないだろうか。
あとね、若い看護師さんもいるよ。たまにだけど。
でね、子どもたち、かわいいよ。
あなたも、病棟勤務に疲れたら・・・。
今日はこのへんで。