50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

『いっしょだね』。。。2歳児クラスの自我の成長。。。

 さて。最近の2歳児クラス(ということはすでに満3歳の子もいる)のお話。

 保育園でのケンカの原因は、ほぼほぼオモチャの取り合いだ。

 最近の1歳児クラスでは、だまって1つのオモチャを引っ張り合うのではなく、『○○ちゃん(←自分のこと)の!』『○○ちゃん、使ってたぁ~』などと言いながら引っ張り合えるようになった。

 2歳児クラスでも、オモチャの取り合いは似たような状況だ。

 しかし、2歳児クラスには、もう一つ、ポピュラーなケンカのタネがあった。

 それは、「いっしょはイヤ」問題である。

 例えば、

 『○○くん(←自分のこと)、けいようしぇんのった』(※「ボク、きのう、京葉線に乗ったんだよ」の意)』

とだれかが言えば。

 『△△くん(←自分のこと)ものった』

 『◇◇ちゃん(←自分のこと)も』

と他の子が応じて、で、これでケンカになるのである。たたいたり、突き飛ばしたりが始まる。・・・いやいや、いいじゃん、みんな、乗ったんだから。なんで、これがケンカの原因に?と大人なら思うところだが、これも自我の芽生えの途中経過なのだろう。

 例えば、

 『きょう、○○ちゃん、ママと保育園来た』とだれかが言っても、

 『△△ちゃんも来た』

 『◇◇くんも』

と他の子が応えて、そして、ケンカが始まるのだ。・・・不思議・・・

 これが、ここ1、2ヶ月くらいだろうか、続いていた。

 保育士の先生たちが、ケンカを止めては、『いっしょだね♫、よかったね、うれしいね』って言えばいいんだよ、と言い聞かせ続けて、ようやく今週あたりから、

 『いっしょだね』の声が聞こえるようになった。

 

 『○○くん、ポテト好き!』

 『△△くんも』

 『◇◇ちゃんも!』

 今までは、このあとバトルが勃発していたのだが、今ではお互いに

 『いっしょだね ♫』と言い合って、ニコニコしている。

 なんて、ほほえましい、可愛らしい子どもたち。

 

 今日はこのへんで。