さて。最近の2歳児クラス(ということはすでに満3歳の子もいる)のお話。
保育園でのケンカの原因は、ほぼほぼオモチャの取り合いだ。
最近の1歳児クラスでは、だまって1つのオモチャを引っ張り合うのではなく、『○○ちゃん(←自分のこと)の!』『○○ちゃん、使ってたぁ~』などと言いながら引っ張り合えるようになった。
2歳児クラスでも、オモチャの取り合いは似たような状況だ。
しかし、2歳児クラスには、もう一つ、ポピュラーなケンカのタネがあった。
それは、「いっしょはイヤ」問題である。
例えば、
『○○くん(←自分のこと)、けいようしぇんのった』(※「ボク、きのう、京葉線に乗ったんだよ」の意)』
とだれかが言えば。
『△△くん(←自分のこと)ものった』
『◇◇ちゃん(←自分のこと)も』
と他の子が応じて、で、これでケンカになるのである。たたいたり、突き飛ばしたりが始まる。・・・いやいや、いいじゃん、みんな、乗ったんだから。なんで、これがケンカの原因に?と大人なら思うところだが、これも自我の芽生えの途中経過なのだろう。
例えば、
『きょう、○○ちゃん、ママと保育園来た』とだれかが言っても、
『△△ちゃんも来た』
『◇◇くんも』
と他の子が応えて、そして、ケンカが始まるのだ。・・・不思議・・・
これが、ここ1、2ヶ月くらいだろうか、続いていた。
保育士の先生たちが、ケンカを止めては、『いっしょだね♫、よかったね、うれしいね』って言えばいいんだよ、と言い聞かせ続けて、ようやく今週あたりから、
『いっしょだね』の声が聞こえるようになった。
『○○くん、ポテト好き!』
『△△くんも』
『◇◇ちゃんも!』
今までは、このあとバトルが勃発していたのだが、今ではお互いに
『いっしょだね ♫』と言い合って、ニコニコしている。
なんて、ほほえましい、可愛らしい子どもたち。
今日はこのへんで。