昨日のこと。朝、登園ラッシュの少し前の時間。
まだ保育室には早く登園した子たちがチラホラいるだけ。嵐の前の静けさ。
私が出勤すると、おしゃべりノンちゃん（仮名・２歳11ヶ月）が恥ずかしそうに寄ってくる。ノンちゃんは、1歳児クラスで一番おしゃべりが上手なのだが、最近、またメソメソすることが多くなっている。そのノンちゃんが私の手を握って、
「おてて、つめたい、つめたい。あっためてあげるね」
と、小さな紅葉みたいな手で、私の右手をさすってくれる。すると、別の子も寄ってきて、私の左手をさすってくれる。私の手のひら、手の甲と順番に。子どもの手は温かい。。。
「ママとパパにもそうしてあげてるの？」と聞くと、「うん」とお返事。
・・・君たちは、・・・天使か？。ありがとう。。。
ふと、部屋のすみを見ると、電車ボーイズが２人、椅子の並んで座っている。（１歳児クラスの男の子はたいがい電車が好きで、始終、電車のオモチャの取り合いをして、ケンカになってどっちかが泣き出す。）この２人は、早生まれで、まだ言葉でのやりとりは多くない。なんとなく、まだ赤ちゃんから幼児へ変わり目という感じ。その２人が、それぞれ電車を手に持って、ニコニコしながら、お行儀良く並んで椅子に座っている。お互いの顔をのぞき込んでは、また笑う。。。なんて、ピースな光景だ・・・。
・・・かわいい。こんなシーンは初めて見た・・・。いったい、２人で何を感じ合っているのだろう。。。
子育てはたいへんなしあわせです。。。（←福岡市内を走るバスに書いてあった、どっかの幼稚園の広告コピー）
今日はこのへんで。
いうか、すぐにウワ～ンと上を向いて大きなお口を開けて泣き出すことが多くなっている。
