私が、保育園に入職して、2ヶ月。
最近、1歳児クラスのオモチャの取り合いが激しくなった気がする。1歳児クラスは、もうおしゃべりできる子から、まだ言葉が出ない子まで幅広い。しかし、オモチャの取り合いはみんなする。それぞれ、「よく取る子」「よく取られる子」がいるが、みんな、取ったり取られたりしている。とにかく、目の前で誰かが遊んでいるオモチャが急に欲しくなるのだ。たいがいは、黙ってサッと取ってしまう。取られた方は「うわ~ん」と泣き出す。あるいは、両者、引っ張り合いになって「○○ちゃんの」と叫んだりしている。そうなると、保育士の出番だ。。。
ここで、保育士が介入するのが大切なんだそうだ。
正当なジャッジをしてくれた、ということで保育士への信頼、ひいては社会への信頼につながる、というようなことをどこかで聞いたことがある。
一番、理想的な ”お裁き” のモデルケースはこれ。↓
先生「あれ~、○○ちゃん、そのオモチャは今、△△くんが遊んでたんだよね?。△△くん、泣いてるよ。ほら、かなしいお顔。○○ちゃん、どーぞ、って返してあげられるかな?」
○○「はい、どーじょ」(返してあげる)
先生「えら~い、○○ちゃん、かっこいい~」
というケースも、実際に日に一度や二度はある。(※ちなみに、子どもへの褒め言葉は、相手が女児でも男児でも「かっこいい」が使われる。なぜかは知らない)
しかし、たいがい、お裁きは無視される。
そこから先はケースバイケース。断固、先生が代わって取り返してあげる場合もあるし、同じオモチャを脇からサッと与えて泣き止ます場合もある。しかし、最近、後者の手が通じない!。
たとえば、よく取り合いになるのがプラレールの電車のオモチャなのだが、これはいくつもあるので、取られて泣き出したこの前に、ちがう電車を差し出してやる。以前は、これで泣き止んでいた子が、最近はだまされない。私が差し出した電車のオモチャを、怒って払いのけるようになった。いや、そこまで、しょーぶしぇん(総武線)より、けいようしぇん(京葉線)が欲しいわけではない。とられたオモチャこそが、今この瞬間は欲しいのだ。子どもたちは今に生きている。
それから、先生方がよく言うのは、「○○ちゃん、『貸して』とお口で言おうよ」。
これはもっともである。しかし、だれかが「か~し~てぇ~♫(子どもはみんな節がついている)」と言っても、必ず「い~や~よぉ~♫」「あ~と~でぇ~♫」と返されるだけである。。。
実は私はこの指導にはちょっと疑問がある。・・・貸すわけないじゃん・・・。「あとで、貸してもらおうね」って言ったって、子どもたちは今に生きている。あとでは、もうそのオモチャは欲しくないかもしれない。1歳児クラスではまだムリなのでは?、とも思うが・・・。う~ん、これも、いずれ、社会性を身につけていくためのステップなるんだろうか。
てぃ先生のYouTubeでは、取り合いをしなくてもいい、充分な量と数のオモチャを用意するといいらしい。しかし、子どもは、隣の子が遊んでいるオモチャ、あるいはオモチャともいえない瓶のふたとかが、突然欲しくなって取り合いを始める。。。
なかなか、むずかしいな・・・、と思いつつ。オモチャを取り合って泣き出す子どもたちのかわいさに、ついコッソリ笑ってしまう私です。。。
今日はこのへんで。