保育園では、職員が園児を呼び捨てにしてはならない。必ず、○○○ちゃん、○○○くん、と呼ぶ。
これは、児童発達支援や障がい児放課後等デイサービスの現場でも同じである。
わたしも、児発(未就学児の来るところ)&放課後デイの事業所で、最初は親しみを込めるつもりで、呼び捨てにしていたところ、「それはダメなんですよ」と先輩に注意を受けた。
なんだか、もっともな気もする。乳幼児たちを一個の人間として尊重するためには、必要な作法のように思えるし。また、園児たちがお互いに呼び捨てにし合うのもどうかという気がする。
小学校だったら、先生も生徒どうしも呼び捨てでいいんだろうけど。
で、
最近、うちの園に保育補助の先生が就職してきた。まだ20代の中国人男子で、日本語の会話はほぼ問題ないレベルだ。働きながら、保育士の資格を取るのだそうだ。
園には、中国人の園児もいるので、彼がいてくれると助かることもあるだろう。
で、この彼が、つい、園児たちを呼び捨てにしてしまうのだ。中国では、”ちゃん”だの”くん”だのないのだろう。この彼自身は、一生懸命、順応してくれているようなのだが。
しかし、呼び捨ては英語圏も同じ。っていうか世界中、呼び捨てが標準なんじゃないだろうか?。知らんけど。
となると、いずれ、日本の園も呼び捨てになるのかな。。。なんて、妄想してしまう。
外圧に弱いもんな・・・、わが国。。。文化的な背景とか、忘れちゃうだろうしな・・・。でも、文化的な背景ってあるのかな?。寺子屋とかどうだったんだろ?・・・。
今日はこのへんで。