50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

3月。。。園児たち、それぞれの進路。。。

 知らなかった。。。いや、私が知らなかっただけで、子育て経験のある人には常識なんだろうけど。園児さんたちも、いろいろ進路があるんだね。

 『いじょうじ』。。。この言葉にも慣れました。正解は”以上児”、3歳児クラス以上という意味です。4月1日にもう満3歳、が保育園で言う3歳児クラス、幼稚園なら”年少”さんです。ここが、ひとつの区切りなんですね。

 「4月からは別の園に通わせます。お世話になりました」

 そんな子がチラホラといる。春は別れと旅立ちの季節。

 親の転勤や引っ越しが理由の子もいるが、何かしらのステップアップを考えて、という場合もある。もう少し大きな園に入れて、あるいは幼稚園に入れて、集団生活になじませたいとか。何か特色のある、例えば、スポーツ・体育に力を入れている園に通わせたいとか、ネイティブの先生が英語で保育してくれる園に入れたいなんてのもあるだろう。

 私の正直な気持ちは、「それはよかった。4月から楽しみですね!」である。

 古株の先生曰く、「うちは第5希望、第6希望の園」なんだそうな。それだけ、セールスポイントの少ない園である。駅にけっこう近い、くらいかな。あと、先生たちはみんな子どもへの接し方がソフトでやさしい、と私は感じているんだけど。あ、あと、給食はおいしい、と先生たちが言っている。

 逆にウイークポイントと言えば、まず、建物が手狭だ。園庭もない(←うちが勝手に”園前広場”と呼称している小さな公共スペースはある)。英語とか、スポーツとか、何か将来に役立ちそうな”指導”が受けられるというのもない。ないないづくしだ。♫はぁ~、テレビもねぇ、ラジオもねぇ、あるわけねぇ、オラの園には電気がねえ(うそ)・・・

 

 うちは園の方針として、断らない保育園なのだ。園児の中には、うちに来る前に、すでに2つ、3つの園で断られて来た、という子もいる。いわゆる、発達に凸凹があるとか、グレーゾーンとかで、「うちでは預かりきれません」と言われてしまう子。

 そんな子たちも受け入れている。そのへんは、自治体の担当者もわかっているらしい。なるほど、そんな立ち位置なんだな、と最近、知った。

 

 春は、旅立ちの季節、転園の季節。がんばれ!。。。しかし、ちょっと気になるのは、あんまり親の願望ばかりで、ステップアップな転園をするのはどうかな、って。考えてみれば、小学受験、中学受験・・・、おんなじですね。

 今日はこのへんで。