あ、そうだ、これを書いておこう。
数日前のことですが、園児たちが参加したもうひとつのクリスマス会。
近所のお年寄りと一緒でした。近所と言っても、うちの園は巨大な団地群の端っこに立地している。そこに暮らすお年寄りに招かれて、いっしょに体操したりして来たらしい(”らしい”というのは、私はお留守番だったので)。主に三歳以上を対象にしているのだが、0~2歳児もサンタさんからお菓子をもらってきた。お年寄りがひとつひとつ手仕事してくださったそうだ。
こういうのっていいな、と思う。お年寄りにとって、幼い子に接する時間は、すごく幸せなんだと思う。なんかね、この年になると、すごく思う。
きっと、福祉の政策としても、乳幼児保育と老人介護のマッチングってすごく合理的なんじゃないかしら。
私が担当する1歳児も、ふだん近所の公園までお散歩に行く。散歩車に乗る子と、手をつないで一緒に歩く子と半々くらい、先生も合わせて、毎日10数名の集団お出かけ。
その途中で一般の歩行者とすれ違う。
うれしそうに、子どもたちに笑いかけて手を振って、あら、かわいい、とか言いながらすれ違うお年寄り。。。すごく幸せに見えます。良い年の取り方をなさっているように見えます。子どもたちも”バイバイ”したりします。もちろん、私も笑顔であいさつします。
まだ照れがあるのか、子どもたちに手を振っていいのか迷いながらも、笑顔ですれ違うお年寄り。。。幸せに見えます。私も、うんとフレンドリーにあいさつします。
表情を変えず、園児たちが視界に入っていないかのようにすれ違う大人たち。。。『ああ、この人、大変なんだなあ・・・』と思いながら、私はあいさつします。
なんか、迷惑そうに自転車こいですれ違っていく中年女性。。。『ああ、この人にとって、今、この社会は過酷なんだなぁ・・・』と思いながら、今、子どもたちと手をつないで歩いている楽しさをかみしめる私。
今日も青空の下、お散歩に行こう。
今日は仕事納めだ。