50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

主体性とか。。。わがままとか。。。

 昨日、午睡の時間だけ、3歳以上児の部屋をひとりで担当することになった。3、4、5歳児計20人は仕切りのない大きな部屋で、ズラッとコットを並べてお昼寝するのだが、昨日はカオスが頂点になっていた。

 以上児の先生たちも、昼食は摂らなければならない。で、わたしが引き継いだ時、数人はコットで眠り、あとはお祭り騒ぎ状態だった。

 特に激しい2人。3歳男子の2人は、本棚に登って壁の掲示物をバンバン叩いて嬌声を上げていた。・・・何してるの?。。。興奮マックスである。

 「この2人、今日はもう、制御できませんから、ケガだけしないように見ててください。危なかったら、駆け寄って、ケガは回避できるようにお願いします」

 担任のフラワー先生(仮名)にそう言われた。そんなこと言われたの初めてである。担任に制御不能なら、もう、わたしには全くなすすべはない。

 この男子2人、決してパニックではなく、遊んでいるのである。何が楽しいのかは不明だが、主に追いかけっこをしながら、寝ている子のすぐ脇をおかまいなく、跳ね回り、騒ぎ続けている。エキサイトマックス。。。しかし、完全に無我夢中というわけでもなく、先生に止められれば、それに反抗したり、逆に挑発するのも楽しいのである。

 通常は、午睡の時間はコットの上で静かに体を休める、ということになっているので、保育士たちは、子どもたちにそうさせねばならない。立ち歩き、大声を上げる子たちを注意し続けなければならないのだが、これがもう不毛で、ストレスフルな仕事なのだ。

 しかし、昨日は完全なお手上げ状態。

 ほぼほぼ、やりたいようにやらせていた。しかし、これが、こちらとしても楽なのである・・・!。

 

 ふーん、子どもって、何を楽しんでるのかなぁ、いやー、ほんとに、疲れを知らないなぁ。(←わたしの心の声。こんなにも、のんびりと、余裕を持って、子どもを ”傍観” することができた)

 子どもに何かをさせねばならない、という考えを捨てた時、保育はとつぜん、楽になるのである。ビバ、主体性保育。。。

 

 いや、本当にそうなのか・・・。

 今日はこのへんで。