50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

初めての ”おやすみ” 。。。午睡の時間

 ピヨ君、初めてのお昼寝もできました。

 いや、お昼寝が初めてというわけではない。保育園でのお昼寝、という意味。ピヨ君(仮名、満3歳)は、持病などの関係で、ゆっくりと慎重に、慣らし保育の時間をのばしているのだ。最初は9時から11時までの2時間から始めて、9時から12時(給食まで)、そして昨日から、9時から15時(午睡まで)になった。初登園から、すでに2ヶ月以上になるが、ご両親が主治医と相談しながら、少しずつ保育時間をのばしてきた。

 まだ、保育園生活に慣れない子は、お昼寝の時間中ずっと、保育士の背中におんぶされて泣き続けている、なんてことはよくある。

 昨日は、ピヨ君は、給食の後、一度は自分のコット(お昼寝用のちっちゃい簡易ベッド)の上で寝そべってみたが、しばらくしてムックリ起き上がり、オモチャで遊び始めてしまった。。。

 まだ、1歳児クラスは、いっせいに「いただきます」「ごちそうさま」はしない。それぞれに食べ始めて、食べ終わる。ピヨ君は給食の食べ始めも、食べ終わりが、ほかの子より断然早い!。・・・嫌いなものが多いのと、あまり長くは座ってられないからだ。

 だいじょぶかな、寝てくれるかな・・・、と私も不安になる。

 部屋が薄暗くなって、ほかの子もコットの上で横になる。私はピヨ君をコットに寝かせず、膝の上で抱っこして、寝落ちさせることにした。寝落ちしたらコットに移せばいい。ピヨ君もすんなり私に抱っこされた。(ちなみに、”あっこ”は、ピヨ君の大好きなフレーズ、最初の子音が出ない。)

 ♫おどま、盆ぎり、盆ぎり・・・

 子守歌を耳元でささやきながら、トントンしながら、頭(というか眉間のあたり)をやさしくなでる。・・・お、ピヨ君、眠りそうだ・・・。

 午睡の時間が始まると、保育士の先生たちはそれぞれ、なかなか寝てくれない困ったちゃんたちに寄り添ってトントンを始める。今日は、私もピヨ君を抱えてトントンしている。しかも、抱っこで。・・・なんだか、いっぱしの保育者になった気分だ。

 途中、私も何度もウトウト寝落ちしかけたが、無事にピヨ君を寝かすことができた。

 よかったね、ピヨ君。また、一歩前進。

 夢を見ているのか、寝ながらピヨ君が小さく笑った。え?、発作?。一瞬、ヒヤッとする私。。。何の夢を見ているんだか。

 今日はこのへんで。