ふだんの保育園での仕事について少し書きます。
わたしは、ほぼ、ピヨ君(仮名、3歳)の専属扱いである。ピヨ君は、難病を持っていて、てんかん発作を起こしやすい、さらに発達凸凹があるので、看護師がマンツーマンでないと、という理由である。
しかし、幸い保育園での発作は、この半年で1、2回である。あっても、1分ほどで終わる。(これが、5分間続くと”重積発作”という状態にである。)
暑さや、疲れなど、発作を誘発するものに注意しながら、ピヨ君のそばについているのが、わたしの業務の半分以上を占めている。
これが、なかなか辛くなってくることがある・・・。
なにしろ、ピヨ君は言葉の指示がまったく通らない、ピヨ君が何を考えてるのかわからないのだ。
たとえば、トイレでオムツを替えるとする。ピヨ君は常に周囲のもの、便器、棚の上の物品などが気になってしょうがない。それを、「はい、ズボンぬごうね」などと声かけしながら、オムツを替えていく。最近は、一度、便器に座らせて、シーシーの練習をしたりもするのだが、ピヨ君はすぐに便器に手を突っ込んでしまうので、両手をこちらが握ってなければならない。
そして、新しいオムツをはかせる段階になると、ピヨ君は嫌がり、怒りだしてしまう、爪を立てて、こっちの顔や腕を力任せにつねってくる。これが痛い。力が強いのである。すでに体重は17キロある。もちろん、ピヨ君は3歳児、しかも運動は病気のせいもあって緩慢、不器用なところがある。その攻撃も封じながら、介助することはできるのだが、ピヨ君はもう、とことん嫌がるのだ。
ズボンをはかせる頃になると、ピヨ君が涙をこぼして悲鳴を上げていることもある。
・・・俺は虐待してるのか???、と思ってしまう。
わたしの介助の仕方に改善すべき点があるのだろう。しかし、ピヨ君が何を嫌がっているのかわからない。乳幼児が裸んぼが気持ちよくて、服を着せようとすると逃げ回るのと同じか。しかし、じゃあ、フルチンで遊んでなさい、というわけにはいかない(それこそ、虐待だろう)。
どうにか、ピヨ君の気分を変えて、すんなりオムツを交換したいが、現在は、阿鼻叫喚のオムツ替えである。
どうしたらいいのか・・・。
今日はこのへんで。