50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

あんな年寄りにはなりたくないなぁ…と、父。。。

 昨日、父と近くのスーパーに行った時の話。私が運転をして、父は助手席に乗っていた。そのスーパーは、敷地の中にコインランドリーもあって、私たちはその前を通って、公道に出ようとしていた。

 すると、洗濯カゴを抱えたじいさんが、私たちの車の前に出て来た。まるで、「そっちが止まって待つのが当然じゃい」という感じで横切って行く。もちろん、こっちは徐行しているので、轢いてしまう危険はなかったのだが、そのじいさんの態度がちょっと横柄な感じだった。

 いや、敷地内は歩行者優先で良いのだが、それにしても、無愛想で愛嬌のないじじいだな、と感じた。

 すると、父が言ったのだ。「なんだ、このじいさん。こういう年寄りにはなりたくないなぁ」

 父、85歳。見た感じ、父の方が年上である。

 しかし、父は、愛想のいいじいさんだ。こういう年寄りにならなくてよかったね。

 

 また、父は助手席から歩道を眺めて、時々こんなことを言う。「あの人、まるで年寄りみたいな歩き方だなぁ。俺、あんな歩き方してないよね?」と私に聞いてくるのだ。

 いろいろ、気にしてるんだなぁ、と思う。

 老いを受け入れるって、できないもんだよな、と思う。

 今日はこのへんで。