みんなで力を合わせれば、誰かを助けることができる。
具体的には、屈強じゃない男子が４人で力を合わせれば、脱輪した私の軽自動車を救出することができる。。。
昨日、駐車場で脱輪した。
滅多に行かないうちの系列の訪問入浴の事業所に行った時だ。事務所のそばにある、駐車場に車を停めた。
で、脱輪。この瞬間が怖かった！！！。バックさせる時、たまたま私の愛車ムーブの２つの後輪がタイヤ止めの間をすり抜けていた。それに気づかず、もうちょっとバックさせた方がいいな、とさらにアクセルを踏んだ。
しかし、この駐車場、タイヤ止めの３センチ先は垂直の崖であったのだ。崖と言っても、高さ１メートルほどで、その先にも駐車場が続いているのだが。
ほんと、怖かった。バックしていると突然、後輪が沈み込む感覚。うわ、な、なんだ･･･！？、と思ってあわてて、ブレーキを踏んでサイドブレーキも踏み込む。ギアをドライブに入れてアクセルを踏み直すが、それもむなしく、ゆっくりと重力に負けた車体が後ろに引きずり込まれていく･･･。おわー！、落ちるぅ･･･
で、止まった。この時は、今、自分の車がどのような状況かわかっていなかった。とにかく、バックしすぎて、後輪が落ちて、宙に浮いている。
ここは初めての駐車場だ。私は運転席を出られるのか？、出ていいのか？、出たら車体はどうなる？、谷底に落ちていくのか？、まるでルパン三世のシーンによくある感じで･･･？。
意を決して、運転席から外に出る。
やっと、全貌がわかる。とりあえず、車体が後ろに転落することはない。ほっといても、第２の事故が起きる可能性はない。
で、近くの事務所に行って、助けを求めた。とりあえず、男２人で車体の後ろを押し上げてもらい、私がアクセルを吹かす。・・・だめだ。びくともしない。
これから、みんなで訪問入浴。利用者さんのお宅に行かねばならず、あまり時間の余裕がなかった。とりあえず、ＪＡＦに電話してみる。来れるのは30分後だという。･･･うーん、時間がない。
屈強じゃない男子２人といろいろやってみる。タイヤにタオルをかませてみたがダメ。じゃあ、別の車で紐をつないで引っ張ってみようということになった。と思ってムーブのフロント側の車体の下をのぞき込んだが、レッカー車がどこにロープを引っかけるのか、その場所がわからない。。。車オンチだ。。。
わいわい、やっていると、さらに女子１名、男子１名が通りかかる。ここは、うちの会社が借りている駐車場なのだ。
もう一度、みんなで力を合わせよう！！！
体重の軽い女子に運転席でアクセルを踏んでもらい、屈強じゃない男子４名で車体を押し上げることにした、すると！。
苦もなく脱出。軽は軽い！！！。
ありがとう、働く仲間たち。
