50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

田植えして来ました!。。。人生で初めて。。。

 またしても、人生で初めて。55歳。いろいろあるのだ。

 今年は、友人のモカさんと2人で田んぼ体験をしている。4/23に、種まきをした苗を、昨日は田んぼに植えてきた!(もちろん、お膳立てはすべて事務局の方々がやってきださっている・・・)

 田植え用の長靴をという物を履くのも初めてだ。麦わら帽子に、ニトリル手袋。

 指導してくれるのは、無農薬無肥料で米作りをしている、春子さん。「とにかく、まず、田んぼに入ってみて」。入った。・・・うおおお、足が泥の中にはまり込む、抜けない・・・。

 「これは体幹が鍛えられるね」とモカさん。小柄な彼女は、私よりも沈まないような気もするが、やっぱり田んぼの中を歩くのはたいへんだ。

 田植えというのは、後ろにバックしながらするものだと思っていたが、初心者は前進した方が転ばなくていいよと言われる。なるほど。とにかく、田んぼなんて、スイスイ歩けるようなもんじゃないことだけはよく分かった。

 近くから、歓声(?)が上がる。誰かが、田んぼの中に尻餅をついたのだ!!!。グッジョブ!。これが田んぼ体験の醍醐味だ。みんな、下着までちゃんと着替えを用意してくるように、春子さんから言われている。

 今年の田んぼ体験には、10組以上が参加している。友人同士、ご夫婦、ご家族。

 各組、1畝(せ)≒1アール≒30坪の区画をもらっている。だいたい1枚の田んぼで10区画といったところ。里山に囲まれたところにある田んぼだ。機械を入れるのがむずかしい不整形なエリア(圃場整備がされていない)であり、近くの田んぼの農薬が混入しないということでもある。無農薬無肥料だぜ!


 周辺の田んぼはすでにGWあたりで田植えが終わっている。

 私たちのは品種が違うらしい。「ハツシモ」。その名の通り、初霜の降りる頃、収穫するのなら、田植えものんびりでいいのかな。春子さん曰く「コシヒカリとちがって、餅米の親が入っていないのであっさりしている」らしい。早く食べてみたい!。みなさんも、ぜひ、「ハツシモ」でググってみてね。

 田んぼの水は温かかった。絶好の田植え日より。曇って暑くなくて、風がなくて。オタマジャクシや、水生昆虫がめずらしい。コオイムシというのだろうか、背中に卵を背負った昆虫を時々見つける。手に取って、モカさんに見せてあげると、いやがられる。

 2人で、30センチ間隔に印をつけた棒をずらしながら、田んぼの中を進んでいく。

 だいたい1畝植えるのに、3時間。私たちが一番遅かったが、でもゆっくりでOK。だって、田植えなんて、一生に何度もできるものではない、しっかり楽しまなきゃ・・・と思いつつも、体力の限界。。。

 他の参加者もみんな感じの良い人たちばかりでした。

 幸せな1日でした。

 今日はこのへんで。