配膳ロボットのお話です。
ロボットって言われても、私の感覚では、ヒト型じゃないのは”ロボット”っていう気がしない。鉄腕とか、マジンガーZとか、ドラえもんとか、なんか人間の形をしてないと、ロボットと呼ぶ気になれない。(ドラえもんはネコ型だけど)
あくまで、私の勝手な感覚なのだが(勝手じゃない感覚ってあるのか?)、何か動物を模していなかったら、それはただの ”自動機械” じゃないかと思ってしまう、
まあ、しかし、それは、現代の科学では、まだ無い物ねだりなのだろう。。。
でも、顔は欲しい。。。
今、配膳ロボットで一番、目にされているのは、ガストとかにある、あのネコ型配膳ロボットだろう。ググったら、BellaBot っていうらしい。
私もガストで見たことがある。ネコちゃんが料理を持ってきてくれる!!!
いや、もちろんそれは、存在としては、円筒形のルンバみたいなもんで、3段か4段のトレー置き場が移動してくる、で自動音声が出るだけなのだが。。。
しかし、顔がついている!。これも正面の液晶画面に、単純なネコの顔の絵が出て来てくるだけなんだが、それがかわいいのだ。俄然、親しみがわいてくる。自動音声がとたんにかわいく聞こえる。なんと、ネコ語でしゃべってくれるのだ!。(語尾に ”ニャー” が付きます)
ついつい、ちょっかいを出したくなる。。。ネコちゃんが来ると、通せんぼをしてやる。そうすると困った顔をして「通れないニャー」とか言う。・・・かわいい♡。。。これなら、何度でもガストに行きたくなる。行かないけど。
これね、ポイントですよ。顔があるか、ないかですよ。
ルンバだってね、あれに顔があれば。。。なんか ”ちいかわ” みたいなので、5種類くらいしか表情が変わらなくてもいいから、音声は「どけよ」「きれいにしといたよ」とか10種類くらいでもいいから、あればな。もっと、売れるのに。。。たとえ、三畳ひと間の小さな下宿でもみんな買うのに。。。
BellaBot 、良い。設計者は消費者心理をよくわかってらっしゃる。でも、中国製ってとこが気にくわない。日本企業がんばれ!。
で、昨日。
たまたまラーメンの幸楽苑に寄ったら、そこにも配膳用ロボットがありました。ラーメン業界で初の導入らしいんですけど。でもね、ありましたけどね、日本企業の製品らしいですけどね、顔がないんですよ。。。
え?、ふつー、逆じゃない?。日本人がかわいいものを作って、外国人が機能性だけのを作るんじゃないの?。
・・・とにかく、やっぱり、全然親しみがわかん。。。料理持って来ると、「SNSにも載っけてね」なんてことまで、自動音声が言うんだけど、でも、顔がなかったら、ただの自動の、トレーを載っけたルンバだ。。。そりゃ、技術開発はたいへんなんだろう。でも、とりあえず、店員さんがボール紙かなんかに、かわいい顔を描いて貼っておけば、それだけで違うのではないか?。どうだろう、そのへん。みなさん、どう思います?
で、
今、ググってみたら、ガストのネコちゃん、頭(機械の上部)をなでてやると、表情を変えて「触ってくれてうれしいニャ~」とか言うのだそうだ。・・・こ、これは知らなかった!。なでるたびにリアクションが変わり、かわいいからって、あんまり、ずっとなでてると、最後は怒られるのだそうだ・・・。「もう、やめてニャ~」。・・・怒られたい・・・。
これは、ガストに行ってみねばならない。
今日はこのへんで。