50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

ほっぺちゃん、メソメソの日。。。保育園選びのポイント。。。

 新学期です。

 いやー、せまい。。。子どもの数に比べて、部屋が狭い。

 うちは新しい園である。で、駅に近いことが売りで、順調に園児の数が増えた。今年は、定員100%達成。すると、狭い。。。

 当然だけど、法律に違反なんかしてない。でも、狭い。。。

 

 昨日は、ほっぺちゃんが朝からメソメソしていた。

 ほっぺちゃん(仮名・1歳9ヶ月女子)。私は彼女のかわいさにメロメロなのだ。最近は、自我の目覚めにともなって、怒ったり泣いたりがいそがしい。自己主張が始まったところだ。もう、その様子がかわいくてしかたがない。とにかく表情豊かで、ほんとに目が離せない。。。

 しかし、昨日は、かわいさ♡満点の笑顔があまり出ていなかった。なんか、自己主張というより、力なくメソメソという様子だった。

 そして、夕方4時頃、ほっぺちゃん、39度4分!。

 「コトリ先生(←私のこと)、ほっぺちゃんがお熱なのでついててください」と言われる。39度超え!!!。ほっぺちゃんは瞳うるうる。赤い顔をして、親指をしゃぶりながら、コット(お昼寝用のちっちゃい簡易ベッド)に寝かされている。

 熱以外の症状は出ていないようだ。

 しかし、何をすればいいのか?。保育園では頓服を飲ませることはない(とんぷく、っていうのは例えば『痛みがひどかったら』とか『熱が下がらなかったら』とか、その時の判断で服用するお薬のことです)。とりあえず、担任の先生が保護者に電話してお迎えに来るように伝える。幸い、ほっぺちゃんのお母さんはすぐに来れるそうだ。

 お熱などの時は、その子を個室で休ませてお迎えを待つ。一応、感染症だった場合を考えて、と言う意味もある。幸い、また、幸いだが、昨日はまだ新学期で慣らし保育のため、0歳児クラスの部屋が空いていた。しかし、慣らし保育が終われば、もう、うちの園には予備のスペースがない。。。これから、どうするんだろ???

 うちの園はせまいです。

 保護者が、保育園を選ぶときは、そんなところもポイントかも知れない。駅に近いという利点は捨てがたいかも知れないけど。でも、「熱が出たりした子はどこの部屋で休ませるんですか?」と見学の時に質問したら良いかもしれない。

 そして「先生方は、どこの部屋で休憩されてるんですか?」と。先生たちの休憩室など、図面上にも存在しない。。。なくても、認可は受けられる。審査する行政も気にしちゃいない。しかし、保育士が休憩もしっかりできないところに、お子さんは預けない方がいいかもしれない・・・。これ以上、書かないけど。

 

 パソコンでできる仕事をしながら、ほっぺちゃんのとなりにいる私。少し不安げに、あいかわらず親指をしゃぶりながら、横になってるほっぺちゃん。こっちを見ている。かわいい。。。すこし、顔の赤みがひいてきたような気がする。体を抱き起こして、お茶を勧めてみると、ごくごく飲む。ホッとする。担任の先生によると、おやつの時も牛乳をおかわりしていたそうで、脱水の心配はないようだ。脇の下に体温計をはさむ。イヤイヤをするほっぺちゃんに「ごめんね~」と言いながら腕をおさえていると38度2分。どうやら、熱は上がり切ったみたいだ。また、ホッとする。お母さんが到着。心底、ホッとする。。。

 小児看護では「ふだんと何か様子がちがうなと感じたときは要注意」とよく言われる。子どもは自分から言葉で体調を教えてくれないからだ。それは、こういうことだったんだな、と思った私でした。

 メソメソほっぺちゃん。

 今日はこのへんで。