これ、人生で最初の発熱だったりする。と言うのも、赤ちゃんはお母さんから抗体をもらって生まれて来るのだが、それが生後6ヶ月くらいにはなくなってしまう。つまり、6ヶ月のあたりから、免疫力に関しては、独り立ちをしなければならなくなるのだ。で、そこで、あるヒトヘルペスウイルスの種類にか初感染すると、この「突発性発疹」になるのだそうな。
突発性発疹の好発は、生後6ヶ月~満2歳、3歳までにほとんどの子がかかるという。ちなみに、予後は良好で、治療法は特にない。ググってみると、
「名前の通り、突然、発熱して38℃以上高熱が3日程度続き、解熱後に突然発疹が出現します。 発疹も3日程度で消え、多くはこの症状で終わります。」
とある。ちなみに、第4類感染症である。感染力は弱いとされているけど。
では、いつから登園できるのか?。明確な日数の規定はなく、熱が下がって、元気になったらOK。
で、月曜日の朝、お母さんが「熱が下がって、元気になりました!」と預けて行った・・・。ほっぺちゃん、いつもの元気がない・・・
ちなみに保育園では、「登園許可証明書」というのを医師に書いてもらわなければならない感染症の種類が決まっていて、突発性発疹もそのひとつだった。しかし、新コロのおかげで、うちの自治体では(よそもそうかも知れないけど)、臨時ルールができている。突発性発疹を含むいくつかの感染症は、保護者が治ったと届けるだけでよくなったのだ。。。
ほっぺちゃん。まだ、そのほっぺにまだうっすら発疹のあとがある。それは、はかまわないのだが、やっぱりいつもの元気がない。。。
がんばれ、ほっぺちゃん!。君は今、免疫的にお母さんから独り立ちをしたんだよ。これからは、ひとりでウイルスや細菌と戦うんだよ。先生は応援しているぞ!
今日はこのへんで。
なるほど、これですか・・・。実は私も初めて、この突発性発疹にお目にかかった。その子は、ほっぺちゃん(仮名・1歳9ヶ月)。
先週水曜日の午後に39度台の発熱、鼻汁・咳などのカタル症状なし。お母さんがお迎えが来て早退。翌日の朝、「熱下がりました!」とお母さんの勢いに押されて預かったが、すぐに40度に上がり、またお母さんがお迎えに来て、早退。
(規則としては、そもそも、38度超えた翌日は預かれないのだが・・・)
で、発疹が出た。発疹が出ないと、診断もつかないそうな。
テキストどおりの経過だ。さすが、ほっぺちゃん。