50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

昼食は玄関で。。。保育園がせまい!!。。。

 タイトルそのまんまのお話です。

 うちの保育園はせまい。予備のスペースというものが全くない。子どもたちの午睡の時間、職員は交代で昼食を取るのだが、その場所がない。

 だから、玄関にレジャーシートを敷いて、その上に子ども用のテーブルを置いて、そこで昼食を食べている。当然、昼時にお迎えに来る保護者もいる。保護者は玄関前でピンポンをする、テレビカメラの前で『○○組の△△でーす』と名乗ると、するとロックが解除されて玄関の自動ドアが開く。すると、・・・地べたで昼食を食べるエプロン姿の職員たちがいるのだ。。。どう思ってるんだろう?。。。この状況を。。。

 当然のことながら、急な発熱とか具合の悪くなった子を寝かせる個室もない。しかし、高熱が出れば、いちおう隔離が前提である。むりやり、あるクラスの一部屋をその子のために空けて、どこかのクラスが2倍の人口密度になったりする。

 午睡の時間もやっかいだ。保育園のお昼寝は、昼食後から3時のおやつまで。でも、どうしても眠らない子や、早く目覚めてしまう子がいる。その子が、薄暗い部屋の中で静かにしていられればいいのだが、なかなかそうはいかない。発達に凸凹があって、静かにしているのが無理な子もいる。

 玄関が使えればよいのだが、職員にも昼食は食わせねばならない。しょうがないので、その子を連れて外に出る。。。外で時間をつぶす・・・雨が降った日はどうするのか・・・?、これから真夏になったら・・・?

 いちおう、付け加えておくが、うちの園では近々、同じビル内のスペースを借りられるのことになっていて、ある程度の改善はできる見込みである。

 しかし、保育園経営はむずかしいものなのだろう。株式会社が利益を確保するのは綱渡りのようだ。親の方もなかなか保育園は選べない。第1希望のところには入れるとは限らないし、地域によってはそもそも他に園がないかも知れない。

 医療でも福祉でも、そうだと思うのだが、民間に自由競争をさせておくのが、コストが下がって一番いいのだ、一番素晴らしいところが生き残るのだ、という発想はもうやめた方がいいのではないか。民営化ではなく、公営化に舵を切り替えるときではないのか?、なんて思ったりする。

 今日はこのへんで。