50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

五十代の岐路。。。落語家デビュー!。親の介護。。。

 朗報が入った。。。

 あ、私のことではないですよ。アマチュア落語のお仲間が、プロになると言うのだ。

 「プロの落語家になる」というのは、すなわち、プロの落語家に「弟子入りを許された」ということだ。彼もすでにいい歳。。。これから、前座修行が始まる。(東京の落語界は、前座→二つ目→真打ち、という3段階で昇進していく。ラジオやテレビで見かけるようになるのは、”二つ目”という肩書きの落語家で、入門してから数年かかります)

 すごい話だ。これから、たくさん、大変なことがあるのだろうが、本当に面白い人生だと思う。弟子入りを許した師匠も、またすごい師匠だ。もちろん、現代では大学での落語家も多い。笑点メンバーになった桂宮治さんも、30を過ぎてからの入門だ。しかし、彼はそれ以上の年齢だ・・・。応援するしかない。がんばれ!!!。噺家に定年はない。終身雇用だ!

 彼の背景を少し。彼がアマチュア落語会の門を叩いたのは、ここ1年ばかりの話だ。だから、彼は落語をやると言うこと自体、まだまだ初心者である。じゃあ、今まで何をしていたの?と言う話だが、親の介護である。彼は、ご両親を2人とも看取り終わった。妻も子どももいない。すべて自由の身である。。。どこへでも飛んでいける。飛んで、落っこちる自由もある。。。

 失敗する自由のない人に、挑戦する自由はないのだ。

 いっぽう、私はと言うと、今、思案していることがある。親の介護、というほど要介護な状態ではないのだが、母が逝き、ひとりになった父と同居しようかと考えている。。。

 私は50歳で妻を亡くし、自由で気ままな5年間を満喫してきた。しかし、これからは、父と暮らして、少し自由のない人生にレールを切り替えようかと思案している。。。

 どちらにしても、幸せなように思える。

 一度、すべて自由になった人だけが、自由じゃないことの幸せを知っている。。。

 今日はこのへんで。