最近、よく他の園にヘルプに行くようになった。経営母体が同じ系列の園で、そこの保育士さんが、何かの都合で急に休むことになって人手が足りない、と言うときに応援に行くのだ。これは、これで新鮮である。初めての園で、初対面の子どもたち。
子どもたちは、初めての”先生”が来ると、遊んでくれる人かどうか、やさしい人かどうか、それぞれに確かめに来る。ストレートに抱きついてくる子もいれば、おそるおそる話しかけてくる子もいる。
私の風貌はというと、まずデカい。何しろ、ほとんど女性だけの職場だ。男性というだけで、抜きん出て大きい。なのに、身長は180センチだ。で、メガネである。女性の保育士さんはやっぱりコンタクトの方が多い。これもほとんどいない。髪の毛は・・・、そこまで薄くはない!。この1年近く湯シャンで通しているが、そのおかげもある気がする。で、白い。白髪多めである。こんな”先生”は、俺しかいない。。。
先日も、初めての園で、満2歳くらいの子が、不思議そうな顔で私に近づいて来た。どうしたの?、と素敵なやさしい笑顔でのぞき込むと、
「・・・おじいちゃんなの・・・?」
ときかれた。
・・・な、なるほど、たぶん、君のおじいちゃんと同世代だよ。正解。
あと、メガネ。私は、保育園看護師なわけだが、少なくとも入職して2ヶ月あまり、大して看護師らしいことはしてない(いや、できない)。よくあるのは、子どもたちのちっちゃなお指の爪切りを頼まれることだ。どうしても、さかづめというのか、爪の端っこが割れてしまう子がよくいる。そういう時は、切れるところまで切って、ヤスリで整えてやるのだが、しかし、さすがに遠近両用でも見えない!。メガネを外して、裸眼でやる。
そうすると、子どもたちが、「あー!、せんせい、メガネ、してない」と一生懸命おしえてくれる。
いや、だいじょうぶだよ、子どもたち。心配するな。大人には大人の事情があるのだ。と思いつつ、
「あー!、しまった。先生、メガネするの忘れちゃってた。教えてくれてありがとう!」
と答えます。えへへ。
今日はこのへんで。