50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

土曜日の保育園。。。さすがの先生

 初の土曜日出勤をした。

 保育園というのは、きほん、親が見れないときに子どもをあずける場所である。だから、たいがいの園は、日祝は休みだし、土曜日も閑散としている。。。

 うちの園は定員40名だが、今日の登園児は3名、それもいっせいに来るわけではない、親の都合に合わせて、ひとり、またひとりと登園してくれ来る。職員は常に最低2名はいる。

 

(土曜日は子どもが少ない、それは掃除のチャンスだ!。平日できない場所や、大物の洗濯などを行う。

 うちの園長曰く、『保育士の仕事は、掃除とオムツ替えに明け暮れるものだと思ってください』。私が入職して驚いたのは、積み木のようなおもちゃも、1個1個、塩素系の薬品を使って、毎日、拭き掃除をしているのだ!・・・え?、これ、コロナ対策ですか?、と思ったら、もともと保育士さんはそこまで掃除しているのだそうだ。びっくり。

 園での”掃除”あるいは”消毒”については、いずれあらためて書いてみたい。)

 

 あと、うちは完全給食なのだが、土曜日はお昼もおやつも出ない。お弁当とおやつは親が持たせなければならない。そこはたいへん。

 

 なんだかいつもと雰囲気が違う。

 保育室を広々と使えて、おもちゃもほぼ独り占めだ。私にとっては、新鮮な光景だったが、子どもの方はもう慣れているようだ。

 せっかくなので、私はあちこち掃除をしながら、ベテラン(といっても若くて美人)の先生が、マンツーマンで子どもと遊ぶ様子を見ていた。この先生はクラス担任なので、こんなにゆったりと、子どもに接している姿はなかなか見られない。

 

 。。。脱帽しました。

 ほんっとにね、丁寧なんだ、子どもとの接し方が。2歳児(といっても満3歳)とプラレールで遊んでたんだけど、ずーっとやさしく話しかけながら相手をしてる。あくまで、その子のペースに合わせて。。。これ、やってみるとなかなかできないですよ!。大人にとっては、すっごく、何と言うか、”忍耐力”がいるんですよ。いくら、子ども好きでも、実際、マンツーマンで相手をしたら30分で疲れます!!!。

 もう、この先生は保育士の鏡だな、なんて勝手に思ってしまいました。私もこういう接し方ができるようになるんだろうか・・・

 

 しばらくして交代。ベテラン先生が掃除をして、私がその子の相手をすることになった。『よーし、こぞう、今度は私が遊んでやろう』。私はソフトブロックで、満3歳には絶対作れないような、かっこいい”自動車”を作って、どうだ!とその子に見せてやったが、無視されてしまった。。。