50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

寿限無。。。の、まくら。

 昨日は、私たちの落語サークルの落語会でした。。。

 私のネタは『寿限無(じゅげむ)』。まくらはこんな感じ↓

 

「えー、いっぱいのお運びありがとうございます。

 開口一番、一番バッターでございます。ネタは、皆さま、ご存じの「寿限無」でございます。

 これは、前座話の代表格と言いますか、師匠に弟子入りして一番最初に教えてもらう噺のひとつだそうで。「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ・・・」という有名な言い立てがございます。これを客前でスラスラッと言えるようになるというのが、まず最初の稽古なんだそうです。
 で、ここからが、ちょっとした豆知識なんですが、この言い立てのくだり、最近の若い方はけっこうご存じなんですね。おぼえてるんですよ。というのは、教育テレビの日本語で遊ぼと言う番組がありまして、この言い立てをメロディーをつけて歌って見せたりなんかしながら、子どもたちに暗記できるかな?とやってるんですね。
 ですから、先日も20代の方と話していて、「あ、おれ、それ、言えますよ」と「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ・・・」なんて、スラスラッと全部言われてびっくりいたしました。わたしが「エー!?、すごいね、おぼえてるんだ。君、落語好きなの?」と聞きましたら、「え?、これって落語なんですか?」と聞き返されて、2度びっくりした次第なんですが・・・
 まあ、何にせよ、いろんなところで、古典落語に親しむチャンスがあるというのは、うれしいことだなぁと思うんでございますが。」

 

 なんて、まくらを振ってから、寿限無をやりました。好きなお話です。わが子にできるだけ良い名前をつけてやろうと、とんでもなく長い名前になっちゃったというお話。まだ、聴いたことない、と言う方はぜひYouTubeかなんかで探してみてください。

 今日はこのへんで。