50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

看護師が健康観察に回りまーす。。。

 さて、初めてづくしの日々です。

 看護師になって8ヶ月、そのうち病棟経験は3ヶ月の私の、今日の初めて。

 実はうちの園でも、看護師を雇うのは初めてなのだ。他の保育士の先生方は、私の経歴など知らないので、なんだか期待が高い過ぎる気がする。。。

 『今日から、給食の時間などを利用して、健康観察に回ります』

 と、おどおど他の教室に入っていく私(私はふだん、1歳児のウサギ組2にいる)。昼食やおやつは、園児たちがそろっていて、走り回らないので、それぞれの健康状態を落ち着いて見られる。しかし、何を見ればいいのか自信がない…

 かわいい…、機嫌も良さそう…、顔色良し、眼の充血などなし、鼻水なし。…あとは?

 私がド新米であるのを知ってか知らずか、先生も頼りにしてくれている様子で、『この子、今日は少し、鼻水が出ているようです』んどと報告してくださる。

 『なるほど、鼻水の色は?。お熱はないようですから、またなにか変化があったら教えてください』などと返すしかない。

  もう、これは、日々の積み重ねだ。経験と勉強だ。いち早く”いつもと何かちがう”に気づけることだ。などと、自分に言い聞かせながら、クラスを回る。

 0歳児クラスの先生にこんなことを言われる。

 『この子、ちょっと鼻が詰まってるんですけど、背中をトントンしたときの音がいつもとちがうんですよね…』

 えええええええ????…びっくりです。

 いや、看護師だって触診、聴診、そして打診というものは一応習う。

 でも、授業では、打診は腸。おなかにガスがたまってるのを確認するときに出てきたきりだ。肺は、胸側と背中側は聴診器だ。

 それを、保育士さんは日頃の背中トントンの音、すなわち打診で、違いに気づいているのだ!!!・・・確かに痰や分泌物の影響があるだろう。…しかし、私はそもそも正常の音もよくわかっていない…

 素直に、自分が新米であることをつげ、ベテラン保育士に教えを請う私なのでした。

今日はこれだ!