50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

骨折。。。三角巾が結べない・・・

 お恥ずかしい。。。

 5歳児のノンちゃん(仮名)。左の肘を骨折している。ここしばらく保育園ではギプスをして左腕を吊って生活している。

 骨折自体は、家庭でやってしまったもので、経過も順調のようだ。

 で、先日のこと。

 私が朝、登園すると、すぐに早番の先生が事務室にやって来た。「看護師さん、ノンちゃんに三角巾ありますか?」 え?、三角巾?、いちおう、医務室にあるけど・・・

 早番の先生に聞いてみると、事情はこうである。ノンちゃんが週末に受診したところ、もうギプス固定は不要、ということになったらしい。で、もう家庭では、何も付けずに、過ごしているとのこと。しかし、主治医の指示で『保育園ではもうしばらくギプスをはめて腕を吊って過ごしましょう』ということらしい。・・・ふーん、まあ、保育園では他の子の動きに巻き込まれることもありうるし、慎重に、ということらしい。

 で、お母さん、ギプスは持ってきたが、三角巾は忘れた、ということなのだ。

 はいはい、じゃあ、医務室にある三角巾で。ノンちゃん、おいで。

 と、言ったものの、お恥ずかしい。いざ、やってみると、三角巾での吊り方がよく分からない・・・。あれ?、どうだったっけ・・・? オロオロ、あわてる私。

 実は私、骨折の子のお世話をするのは、ノンちゃんが初めてなのだ。ノンちゃんがしてたのは、アームホルダーとか言うのだろうか、三角巾ではなく、留め具をパチッとするタイプ。三角巾というただの布とはちがう・・・。

 副園長がやって来たので、2人で「こうですかね・・・」「そこ結ぶんじゃない・・・?」などと言いながら、とりあえず、吊ってあげた。はーい、ノンちゃん、遊んでおいで。

 ・・・もちろん、すぐにYouTubeで正解の結び方を確認して、結び直しました。便利な時代になったものだ・・・。

 

 でね。ノンちゃんはすでに、1週間ほど前から、外遊びもOKになり、年長さんたちの鬼ごっこにも加わっている日々なのだが。しかし、なんだか、その日は心配で、園庭を駆け回るノンちゃんを窓越しにチラ見してばかりの私。転ばないでくれよぉ・・・。

 というか、このノンちゃん、大きなケガが多いのだ。お話も上手で、大人の指示がちゃんと理解できる子なのだが、何というか・・・、大胆な動きをして、派手に転倒する、なんてことの多い子なのだ。保育園勤めをして分かったのだが、なぜか、ケガの多い子というのはいるものなのだ。

 だから、ちょっと心配。早く完治しておくれ、ノンちゃんの骨。

 今日はこのへんで。