50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

インフルとかの検査のこと。。。

 子どもは風の子。。。

 そう言えば、このフレーズもとんと聞かなくなった。自分が子どもの頃は、よく聞いたフレーズだ。なんでだろう? 

 現代の子だって、寒い日も元気に外で遊んでいる。。。

 ところが!

 今日に限って、4歳児のかんたくん(仮名)が元気がないという。いつもの午前中、みんなで園庭で遊んでいる最中、自ら「やすむ」と言い出したらしい。お熱は37.4℃。

 さっそく、わたしが出動。かんたくんと2人で室内でおとなしく遊ぶことにした。

 わたしが言う、「かんたくん、先生と中で遊んでような」 こくんと頷くかんたくん。別の先生も言う、「かんたくん、明けましておめでとう。今年もよろしくお願いします」 一瞬、きょとんとしたかんたくん。「うん。わかった」と答えた。・・・何かお願いされたので、分かったと答えたのだろう。笑

 別にひいきをするとか、そういうことではないのだが、わたしはかんたくんが好きだ。やさしくていい子だな、と感じている。彼は3人兄弟の真ん中、他人に意地悪したり、乱暴なことをしない。気遣いのできる、いい男、なのだ。

 4歳児のお部屋に戻って、2人でレゴブロックをする。。。もう一度、検温すると37.5℃。このまま、熱が上がるだろうか? いちおう、37.5℃を越えたら、お迎えを依頼することにはなっている。びみょーなラインである。園長に相談する。結局、もうしばらく様子を見ようということになる。外遊びから戻った、クラスメートに合流。

 だが、しかし。お給食のあと、『かんたくん、39℃です!』と担任の先生。

 お母さんにお迎えを依頼。かんたくんは医務室でお昼寝をして待つことになった。顔が赤い。かんたくん、つらいんだろう。ポロポロ、声も出さずに泣き出した。布団を頭からかぶってしまった。・・・このへんが、男だよな。泣き顔は見せないんだよね。。。

 やがて、お母さん到着。この方も、男子3人の母らしく、サバサバとしたかっこいいお母さんだ。かんたくんが抱きつく。・・・このへんが4歳児だ。

 バイバイ、かんたくん。おうちでゆっくり休みな。。。

 

 で、最後にちょっとよけいなことを書いておく。

 かんたくんが降園して、2時間も経たないうちに、お母さんから電話があった。『インフルもアデノも陰性でした!』

 保育園というのは、けして受診勧奨はしないことになっている。でも実際には、するのである。保育園側の心理としては、感染性の病気かどうか検査して、クロだったら登園しないでくれ!という思いがある。ありがとう、お母さん。

 しかし、熱が上がってすぐに検査してもちゃんとした結果は出ないとも言われている。インフルなら発熱後2時間以内に検査しても、偽陰性の確率が25%とか・・・。

 それに、たとえ何かのウイルスが陽性であっても、治療法は変わらない場合も多い。そういう時は、検査をしないのが、良い医者と言えるような・・・。

 モヤモヤっとしたまま、

 今日はこのへんで。