食べ物のアレルギーの件。
保育園では、もっとも神経をとがらせる問題の1つだ。食物アレルギー。
まず、入園の際に、栄養士の先生がしっかり聞き取りをする。で、アレルギーのあるお子さんは、主治医に『生活管理指導表』てもらって、保育園に提出する。すると、保育園側は原因となる職員を除いた ”除去食” を提供することになる。
一番多いのは、卵アレルギー。月に2、3回は、給食に卵を使ったメニューが出るのだが、その子のために、除去食や代替食が用意される。
さて、0歳児クラスのポニョちゃん(仮名)。朝からご機嫌悪く登園された。お母さんによると、昨晩、卵入りのパンを食べさせてしまったという。背中やおなかが広範囲に赤くなっている。ボツボツが出てるというよりも、一面の赤。時間差で発赤したらしい。(本来、この朝の時点で、お預かりすべきではなかったのだろうが。)
ポニョちゃん、登園後も、この赤が少しずつ広がっていく。足の裏にも出ている。
これ?、なんだろう?。やっぱり、卵のせい?・・・
ポニョちゃんは、以前、口の周りや首などに、ポツポツと発疹が現れて、卵アレルギーであることがわかったという。皮膚症状もいつも同じではないようだ。
皮膚が広範囲に赤くなったので、このまま呼吸器症状が出たりするんじゃないだろうか、と心配になった。(アナフィラキシー・ショックは即時型の症状だ。昨晩、食べたもので、今ごろなるだろうかとも思うが、やっぱり、こわかった・・・。)
結局、ポニョちゃんは、おやつの牛乳を飲むと、だるそうに眠ってしまい、午前中のうちにお迎えに来てもらうことになった。そのまま、受診した結果、診断も卵アレルギーだろうとのこと。
食物アレルギーはほとんどの子が大きくなるにつれて治ってしまう。
しかし、あなどれない。
ポニョちゃん、今朝も元気に登園してくれるといいな。。。
今日はこのへんで。