50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

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療育センターの保育士が来てくれた。。。集団保育ってダメなの?。。。

 療育センターの保育士さんたちが来てくれた。

 ここは市立のセンターで、うちの園児にも2名通園している障害を持つ子がいる。週1日は療育センター、のこりの週4日はうちの保育園に来るのだ。

 療育センターは、肢体不自由と発達支援の2つに別れていて、昨日来てくれたのは、ピヨ君を担当している保育士さんだ。

 朝から給食まで、ピヨ君の園生活を見学してもらい、意見交換をすることができた。センターは療育に特化しているので、たいへん参考になった。

 まず、驚いたのが、ピヨ君は療育センターでできていることが、保育園ではできていない、あるいは、してない、ということ。これは、ちょっとビックリ。

 たとえば、センターでは、『朝のお集まり』があって、ピヨ君も15分間は椅子に座って先生のお話を聞いたりしているそうだ。もちろん、ピヨ君はすぐに立ち歩こうとするはずで、そこは母親と保育士が脇にいて、半ば強制的に座らされ続けるのだが、それでもだいぶ慣れてきたという。

 ・・・信じられない。椅子に座っていられるピヨ君。もちろん、センターは親子通園である。つまり、常にピヨ君とお母さんが一緒にいて、そこに保育士あるいは作業療法士がつく。保育園よりはかなり手厚いのだ。しかし、ピヨ君が社会的な習慣を身につけて行くには、それだけ手厚く辛抱強い反復が必要になるのだろう。

 あとは、10カウントルール。これは、あらかじめ、先生が『はい、もうそろそろオモチャのお片付けしますよ』と子どもたちに宣言し、『はい、お片付け始めます。1、2、3、・・・・7、8、9、10! お・し・ま・い。それ、お片付け~♫」と言った具合に気持ちの切り替えを促し、次の行動に移させるものだ。

 総じて、療育センターの発達支援は、一定時間、席を立たずにお話を聞けるとか、時間になったらお片付けをして次の行動に移るとか、いわゆる社会的な行動を身につけさせようとしている。しかし、それは、いわゆる「集団保育」というやつで、うちの園では否定されているものだ。

 うちの園でも、『朝のお集まり』は年少さん以上はやるのだが、ピヨ君以外の年少さんもほぼ全員、お集まりの間ずっと、勝手にその辺で遊び続け、座るどころか、奇声を上げて走り回っている・・・。

 

 むずかしい・・・。

 今日はこのへんで。