50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

貧乏ニッポンが売られていく。。。観光地は外人ばっかり。。。

 さて。この木曜日に、金時山に登ったときの話。

 金時山は、箱根のちょっと奥。頂上では、富士山がバーンと見えて、標高は1,212メートルとお手軽な山なのです。休日に行くと混むだろうから、と思って、貴重な平日の休みに行ってみたのです。そしたら、

 外国人ばっかり。。。ほんとです。半分以上は外国人。

 京都や浅草が外国人ばっかり、というのは分かるのですが、何もこんなところまで。これがグローバリズムかと思いました。だって、みなさん、金時山って知ってました?。身の周りに、登ったことある友だちが何人いますか?。

 で、下山して、箱根のどこかで温泉によって帰ろうとしたら、もう箱根湯本の街も外国人観光客ばっかり。。。とある、温泉宿のフロントで「立ち寄り湯やってますか?」と聞くと、フロントは「はい、やってますよ」と答えて、さらに「Japanese or English?」と私に聞き返した。???と思ったが、私が「日本語」と答えると、日本語表記の料金表を見せられた。・・・どうやら、私が日本語ネイティブかどうか判断できかねたらしい。もちろん、アジア系の観光客も多いのだろう。。。

 私は何も、外国人観光客に石を投げろと言ってるわけではない。たいがいの人は善良な消費者だ。裕福な国から、日本という観光資源を消費に来たのだ。しかし、本当にこの人たちを頼みの綱にしなければならないような国だったのか?、日本は。経済政策に間違えがあったのではないのか?。

 すでに、欧米各国のマクドナルドの時給は、日本の倍以上らしい。そりゃ、来るだろう、安くて、おもてなしのいい国に。

 政府は ”技能実習生” の幅を広げて、さらに貧しい国の実習生を働かせて永住させるという。日本国民は、果てしなく賃金の引き下げ競争をさせられて、ますます日本は貧しくなる。『観光』という資源は、日本人の祖先が脈々と築き上げてきたものだ。今からもう一度作るなんてできないものばかりだ。言わば、それは親の遺産で食いつなぐようなものだ。いつまで、日本政府はいつまで、こんなことを国民にさせるんだ?。

 国を閉じよう。

 グローバリズムはおそろしい。善意の消費者が国を食い散らかしに来る。インターナショナリズムにもどろう。お互いの国柄を尊重し合って、お互いの国はお互いの国民が回せる経済でなければならないはずだ。

 

 未来が恐ろしいよ。。。