50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

54歳看護学生の就活。。。

 さて、私は今春、某大学の看護学科を卒業した。

 54歳、就職はあるのか??? ある。それは、ある、のである。

 ただし、希望通りにはいかない(あたりまえか!)。

 私の場合は、小児科が希望だった。入学したころは、ホスピスで働きたいと思っていたが、やっぱりそれは辛いなぁ、と正直に思う。(だいたい、どこの病院でも、新人をいきなり緩和ケアに配置することはあまりないように思う。)子どものいなかった私は、人生最後のキャリアで子育てに関わってみたいという、なんというか、“あこがれ”みたいな思いがあった。

 しかし、大学病院の小児科は、特に人気が高く、そして激務である。もちろん、急性期の病院で働けるとは、自分自身も思わない。で、障害児の施設で働こうと思った。慢性期オブ慢性期である。

 4年生最後の実習、どこの大学も2週間くらい、自分の希望した施設で腰を据えて実習をする。私は重症心身障害児施設に行った。そこはふつうに病院でもあり、福祉施設でもある。で、そのまま、そこの採用面接を受け、内定をもらい、就職したのだ。(これは後で聞いたのだが、採用に当たって「これからは第2のキャリア、50代でチャレンジするような人を受け入れていこう!」という経営側の前向きな思いがあったのだそうだ。ありがたいことだ。)

 ちなみに母校の大学附属病院は、いちおう受けたが、落ちた。・・・え?、母校って落ちるの? ・・・私は成績はまあまあ良かったはずだ。面接だって、きっと、おかしなことは言ってない。だいたい、大学は学生のもの、病院のほうが“附属”のくせに!(・・・などと思いつつ、どう考えても、大学病院で50代の新人はムリということですね)

 せっかくの就職先を辞めた理由は、またいつか書こう。

 で、ふたつめの就職は、障害児のための日中のみの施設。

 未就学児の発達支援、障害児の放課後等デイサービスをメインにしたところだった。ここで、ほんとに、いろんな子がいるんだなぁ、ということを知らされる。いろいろブラックだったが、出会った子どもたちは、みんなかわいい。

 そして、今度は3つめ、3度目の正直。

 この師走の年の瀬に、一年の締めくくりのチャレンジだ!

 保育園看護師に、俺はなる。