ちょっと自分語りを。。。
50歳の時、妻が急性白血病で、あっさり逝ってしまった。25年連れ添った妻との間に子どもはなく、私はひとりになった。そして、長年、務めた堅いサラリーマンの仕事を辞め、ある大学の看護学科に入学した。
妻との最後の2ヶ月ちょっと、ホスピスで平穏な日々を送らせていただいた。だから、私も残りの人生を看護師として、ホスピスで働こう、そう思ったのだ。
どこか、田舎の病院の、静かな病棟で、私も静かに暮らそう。そう思っていた。
この4年間は、人生の夏休み。
クラスメートのほとんどは、私の娘であってもおかしくない女子たち。・・・なかなか、会話の輪に入ることもできなくて。しかし、少ないが男子もいる! 社会人入学の30代、40代女子もいる!
そんなこんなで4年間、そこそこ楽しく過ごしているうちに、だんだん心が元気になってきた。出会い系アプリで彼女もできた。
そして、気がついた。自分はホスピスで働くのも、なんなら病院で働くのも、実はあんまり気が進まないことに。。。
この春、卒業して無事に看護師免許を取得するとともに、私の迷走が始まるのである。
今日は、これでおしまい。