昨日は、卒園式でした。
土曜日なので、登園してくるのは、年長さんのみ。もちろん、パパとママ、じいじ、ばあば、おじさんおばさん、あとご来賓の方々。卒園児さんたちは、みんな、ピカピカにおしゃれしてます。中には振り袖に卒業袴の女子も!。われわれ職員も、正装。晴れの日です。
私は年長さんたちと関わることがあんまりなかった。卒園旅行の引率に加わったくらい。年長さんは、1歳児、2歳児のように、抱っこ、抱っこと寄って来てくれない。みんな、大人なのです。
だけど、卒園式に参列すると、もう、ひとりの大人として、感涙します。
卒園児たちがひとりひとり、名前を呼ばれて、前に出ます。いわゆる ”卒業証書授与” ・・・、これは余談ですが、保育園では ”卒園証書” とは言いません、『保育証書』なるものをうやうやしく授与されます。『あなたは、本園において、○年間保育を受けたことを証します・・・』というなんだかミョーなしろものです。まあ、それはいいとして。。。
はい!。と元気よくお返事して、演壇の前に進み出て、証書を押し頂く。園長先生「おめでとうございます」、園児「ありがと(←子どものイントネーションで!)」
そこで、クルッと会場の方に向き直る。
「ママ(←みんな、圧倒的に「ママ」、ひとりだけ「おじいちゃん」)、いつも美味しいご飯を作ってくれてありがと。私は大きくなったら、△△になります!」
そして、高々と証書を掲げる。拍手。保護者も出てきて、証書を受け取る。。。
メッセージは、それぞれの子が自分で考えた。
「いつもお風呂に入れてくれてありがと」
「いつも寝かせてくれてありがと」
「いつも一緒にあそんでくれてありがと」
「いつもおままごとしてくれてありがと」・・・・・
龍馬くん(仮名)は、堂々たる体躯の陽気なぽっちゃり男子。「ぼくは大きくなったら、ガストの店員さんになります!」会場が笑いに包まれる。龍馬、期待を裏切らないやつめ・・・。担任によると、ちょっと前まで『野球選手』と言っていたそうだ。この数日の間に、ガストで美味しい物を食べたらしい。龍馬、グッジョブ!
将来の夢。ステーキやさん(←女子2名!)、アイドル、サッカー選手、救急救命士(←『大きくなったら、救急車に乗ります!』)、ガスト店員、水族館で働く人、恐竜博物館で働きます、看護師・・・
来賓の市議会議員が「夢はきっと叶います」なんて言ってた。
晴れの日、っていいもんだな。天気も上々でした。
今日はこのへんで。