。。。さて、今回の医ケア実習。『導尿』。先輩の保育園看護師の指導の下、生まれて初めて、導尿という手技をさせてもらいました。5歳児のB太郎くん、ありがとう。おちんちんに管を挿すなんて、いやだよね。こっちもこわいよ。でも、ちゃんと膀胱に溜まったオシッコを出すのはとっても大事。いつもの看護師さんが急に休んだりしても、これからは俺が手伝ってやるからな。。。
でね。
もし、保育園看護師になろうかな、なんて思ってる人。でも、自分は小児科にいたことないし、そもそも病棟経験がどれくらいあればいいのかな?、なんて思ってる人へ。
だいたい、保育園看護師というのは、「ひとり職場」である。その保育園に看護師は自分ひとりだけ。・・・そんなのムリ!、こわい!、と思うかも知れないが、そんなことはない。ふだんの、子どもたちの体調管理や、体調を崩した子への対応は、周りの保育士の先生方に教えてもらえばいい。(もちろん、怖い先生もいるかもしれないが、それは、看護師にも怖い先輩はいるんだからしかたない。)
でも、実際の手技。医療的ケアをやってくれと言われたら・・・。痰の吸引に、胃ろうからの注入、導尿、1型糖尿病の血糖値測定とか、病棟でやったことないのがあるし・・・。いや、そりゃあるだろう。全部、やったことあります、なんて看護師は少ないはずだ。
もちろん、保育園看護師になるのに、病棟経験は豊富であるに越したことはない。でも、在宅で行われる医ケアは、すべて、”お父さんお母さんが毎日、やっていること” である。お父さんお母さんに教えてもらうのが一番いいに決まっている。
そもそも、医ケアというのは、身体的にも個別性が高いものだ。加えて、その子の日常生活で無理なく続けられなければならない。その子の住環境や、経済事情、家族がどれだけ手伝ってくれるか、なんてことにも左右されるだろう。
で何と言っても、乳幼児の場合は、その子の発達に合わせて、どれだけ医ケアを支援するかが決まってくる。。。お父さんお母さんとよく話し合えることが肝心かなめなんだ。そろそろ、自分でできるようになってほしい、とかね。
わたしの場合は、公立の保育園にいて、市内の他園にいる先輩の看護師からやさしく手ほどきを受けている現在である。その先輩たちの、病棟経験もさまざま。先輩に教えてもらえばいいし、先輩はお父さんお母さんから教わったのだ。今回の一番の学びはこれ。
今日はこのへんで。