50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

医務室、大好きっ子。。。。

 さて。

 このところ、お熱でやって来る子が続きました。だいたい目安は38℃。もちろん、機嫌や活気、顔色なんかを総合的に見て、園長が保護者にお迎えを依頼するかどうか、決定します。

 で、お迎えが来るまでの時間、医務室でわたしがその子を静養させるのです。

 もちろん、子どもは ”静養” しない。むしろ、子どもがおとなしく布団に入って目をつぶったら、それは相当、弱ってます。。。グッタリしてるということです。

 みんな、医務室のオモチャで限界まで遊ぼうとします。

 医務室には、担任の先生と離された子がさびしくて泣き出さないように、楽しいオモチャや絵本があります。もちろん、その子を消耗させない程度に、うまく遊ばせながら、休ませておくのが、わたしの仕事だ。

 先日は、3歳児のオオゾラくん(仮名)。医務室のお買い物オモチャが気に入ってしまった。。。電池を使う、音が出るオモチャは、医務室にしか置いてないのだ!。キティちゃんのレジスター。商品カードをピッとすると、『○○円です♡』なんて声が出る、なかなかよくできたオモチャだ。

 以来、オオゾラくんは医務室で遊びたくてしょうがない。

 子どもの具合が悪い時は、担任の先生が、まず事務室に連れてくる。

担任「オオゾラくん、鼻血、出ました」(←子どもはぶつけたりしなくても出すことがよくある)

担任「オオゾラくん、口の周りにポツポツが・・・」(←じんましん、発疹もよくあるが、ほとんどが原因不明のまま消退するようだ)

担任「オオゾラくん、37.9℃です」(←子どもは子どもは37.5℃までが平熱。水分採らせて落ち着いてからもう一度検温します)

 そのたんびに、オオゾラくんはわたしの手を引っ張って、いそいそと奥の医務室に入ろうとする。

 

園長「オオゾラく~ん、もう、クラスに戻っていいよぉ~」

オオゾラ「やだ。もっと、このおへやで、おままごとしたい」

 

 ・・・いやいやいや、そういうお部屋ではないから・・・。すっかり、わたしにも馴れてくれて、それはそれで嬉しいのだが。

 

 かわいいオオゾラくん。具合が悪くなった、また遊ぼうね。。。

 今日はこのへんで。