さて。お酒のことです。断酒のこと。財産というのは『断酒生活』のこと。人生の財産です。
私は、人生でずっと毎晩、晩酌を欠かさなかった。それが、看護学生の2年生、52歳の、2020年の正月から、酒を断った。きっかけはというと、体力である。看護師として働くためには、体力を向上させねば、と思ったからだ。
看護学生になってからは、ほとんど飲み会という機会がなかったというのもある。毎晩、ひとりでアルコールを流し込んでいても、楽しくないと感じたのだ。
で、アルコールを断ってみると良いことだらけだ。
時間が増える。体力が減らないので、勤勉になる。思考がポジティブになる、そんなところだろうか。夜でも車の運転ができる、とか。
たまには、看護の社会人学生と食事をする機会もあったが、酒を飲まずに夕食をともにするというのも、新鮮だった。人生で(大人になってから)、初めての経験で面白かった。案外、間が持つもつものである。断酒のコツって、ここです!。いかに、人との付き合いと両立するか。ここなんです。私の場合は、ほぼ食に誘ってくれる人もなく、飲めないと言えば、あ、そう、で終わる。人によっては、切らなければならない友人関係もあることだろうと思う。
断酒してから3年と4ヶ月とちょっと。
完全に断酒してたのは2年くらいで、その後は、マイルールが加わった。
温泉に一泊する、ときは晩酌OK。。。もちろん、せいぜい月に1回。お銚子1本くらいなものである。
これね、ほんとはダメなんです。いわゆる”スリップ”というやつです。『少しなら飲んでも良い』というのはダメ。少しならシャブを打ってもいいよ、というのと同じくらいダメ。
それが、さらに、誰かと一緒なら飲んでOK、になった。。。断酒3年目、卒業して、社会人落語の会で打ち上げをしたりするようになった。
そして、実家に帰った時は、父と晩酌をするようになり、ついに。
このGWは自宅でひとりでも飲むようになった。これはいけない。。。
すっかり、体にアルコールがしみてしまった。
これから、少し元に戻すことにする。と言っても、酒でしかつながっていない友人関係など私には皆無だ。何も困らないし、そもそも人付き合いは少ない。
で、たまに、この人と会うときだけはお酒OK、というのは相変わらずありにすると思う。このゆるいマイルールは、決しておすすめするものではありませんが。。。
今日は自分のために、決意の日記を書きました。
今日はこのへんで。。。