さて。
8月12日、お盆の前日、パワースポットに出かけてきました。台風の影響か、雲の多い空でしたが、雨にも降られず、絶好のドライブ日和。
茨城県の御岩神社。。。
なぜ?、ここ。
モカさんが行きたいというので行ったのだ♡。行ってみると、なかなかの山の中。なのに、なかなか人出も多い。参道に出店が並んでいるわけでもないのに、やっぱりパワースポットとして人気らしい。
第1の鳥居をくぐると、巨大な杉木立が並び、全く空気感が変わる。
”神域” まさにそういう感じ。気温もすっと涼しくなった感じ。
いきなり三本杉のご神木。3つに別れてそれぞれ均等にまっすぐ天に伸びる不思議な巨木。参道はずっと両側を分厚い苔におおわれている。
わたしはスピリチュアルにくわしいわけではないのだが、神社、鎮守の森といった聖域が日本中の至る所にあるのは、本当に素晴らしい財産だと思っている。一度、失ってしまったら、荒らしてしまったら、もう2度と戻らない。この国の環境的な遺産であり、精神的な遺産だと思う。
さて、この御岩神社は、いわゆる奥宮があって、そこまではかなりの山道だそうな。自由に使える杖が置いてあるので、2人とも、一本ずつついて歩くことにした。
使い込まれた木の杖。古風なトレッキングポールである。やや重い。しかし、ついて歩いてみると、やっぱり、楽なような、体が安定するような気がする。
本殿に参拝して、いよいよ山頂を目指す。
苔の道を歩く。日陰の道だが、湿気はすごい。いきなり汗ダラダラのわたし。前を歩くモカさんが、時折、振り返って気遣ってくれる。「速い?」「だいじょぶ?」できれば、男性のわたしが女性のモカさんを気遣いたいが、ここで見栄を張ってもしょうがない。手加減してもらいながら、なんとかついていく。トレッキングシューズを履いてくれば良かった・・・。杉木立の根を足がかりに、左右は苔、時折交錯する小川、湿度120%(推定)・・・
奥の宮、到着。。。
いきなり、風が流れ込んでくる。涼しい。周囲の人を見ると、みんな大汗をかいている。風の心地よさに生き返る。すがすがしい気分で参拝。
ここまで頑張ったひとだけに許される参拝。・・・思いっきり、現世利益を祈るわたし。いい転職先がありますように。。。(←これほどまでの聖域に鎮座する神様にお願いすることか!(注)ここの神様は人々の汚れから遠のくために、こんな山頂付近まで移動された経緯があるのだ!。それでも、いろいろお願いしてしまうわたし。人間だもの)
さらに、山道を山頂へ。ここからは、ふつうにトレッキングコースといった感じ。
山頂には、石柱が祀られている。小柄な人の身長くらいの石の柱があって、小さな祠にしめ縄がされているだけなのだが、これが一番古い形の依り代なのだろうか。
それから、大岩の陰には赤い石がある。力持ちなひとならギリ抱えて持ち上げられそうなサイズの赤い石。これもパワーストーンなのだそうな。
日本人の宇宙飛行士、向井千秋さんも「日本に光の柱が立っていて、その場所を調べたら日立市の山中だった」と言っているんだそうな。
・・・宇宙からも見えるらしい、光の柱・・・いつか、宇宙に行ったら、見たいものです。でも、さもありなんとも思っているわたし。宇宙に行ったひとはみんなそれぞれに神秘体験をするものだ。神秘の方が真実かも知れない。
頂上は、周囲の山々を見渡せる、なかなかの絶景です。ふつうに登山。
いつまでも、この ”参道” の清らかな空気に包まれていたかったが、体力も限界なので下山。
往復3時間でした!。杖は借りることをオススメします。で、しっかり動きやすい靴、持ってるひとはトレッキングシューズを!。
長くなりました。
今日はこのへんで。