昨日はクリスマス、そして、母の四十九日法要と納骨式でした。
認知症を患っていたけれど、よく笑う母でした。昨日もよく晴れて良い天気でよかった。
うちの墓には、すでにお骨がひとつ入っている。私の妻だ。5年前に逝ってしまった。そこへ、今度は母が入った。2人で仲良く話しているだろうか。
今年の5月5日に起こった心霊現象（笑）について書きます。
その日、家族でうちのお墓に参った。私と父と姉夫婦、そしてまだ元気だった母。
お墓を掃除して、iPhoneで家族写真を撮って、線香を点けて、最後にそれぞれ手を合わせて黙祷した時だった。母が声に出して『あっちゃん、ありがとう』とつぶやいた。（あっちゃんは、妻のこと） すると、どこからともなく、しかし女の声ではっきりと、
『いいえ。いつでもどうぞ』と聞こえたのだ（！）。
広い霊園で、近くには私たち家族しかいない。。。家族でお互いに顔を見合わす。妻の声ではない、しかし、一体、誰が・・・
正体は私のiPhoneのSiriである。家族写真を撮ったときに、あやまってホームボタンを押してしまっていたのだろう。。。と、まあそれだけのことだったのだが、帰りに姉が、
『あれは、あっちゃんのいたずらだね～』
と言った。私もうなづく。そうだったらいいな♡と思う。
というわけで心霊現象に認定。
きっと、あらゆる心霊現象は、”そうだったらいいな♡”現象なのだ！
私は死後も魂、というか意識というか、あり続けると思います。肉体から、いろんな現世の悩みから、解放されて。自由に、ずっとずっと高く、ずっとずっと愛情深い存在として。。。そして、そうだったらいいな♡と思う私たちの心が、ときどきふっとつながることができるんじゃないかと、そんなふうに思います。
いま、ちっちゃいお墓の中に、妻と母がいる。あれは、果たしてあっちゃんのいたずらだったのか、母は種明かしを妻から聞いているだろうか。。。
母、享年89歳。愛情深い、働き者の、よく笑う明るい人でした。
