うちの園の、3歳児以上のクラスのカオスっぷりについては、すでに何度もここで書いている。
リアルの知り合いに話すと、「3歳なんて、どの子も言うこときかないよぉ~」と一蹴される。子育て経験のない私は、そういうもんですか、と聞いているだけだ。確かに。1対1であれば、みんな、こんなもんだし、子どもってかわいいよな、という感じだろう。
しかし、園児たちの ”ひっかき攻撃”、これは恐ろしい。保育園でも、これをやる子どもは一握りだ。しかも、ひっかきは顔面に向かってするのである。
これね、ほんとにくっきりと痕がついちゃうんですよ。。。そして、消えない。
園の保護者から聞いた話では、ひっかかれてできた顔の線が消えるまで、1年近くかかったそうだ。
実は昨日も、年少さん男子が年少さん女子の顔に派手な傷をつけてしまった。。。
原因は子どもだからオモチャをとったとられた。この2名はお互いに、何度も、傷をつけたりつけられたりしている、けっこう犬猿の仲だ。2人とも言葉で表現するのが、まだ苦手、という共通点もある。発達凸凹や両親が日本語以外で話している、といった事情も関係してくる。
で、看護師である私が呼ばれて、傷を診ることになる・・・。
いや、 ”診る” なんてたいそうなことはできない、医者じゃなし。できたひっかき傷は消しようがない。だいたい幼児の顔の傷、薬箱を出した時点で、こわがって大暴れ。水道水で洗うのもむずかしい、清浄綿で拭いて、ワセリンを塗った絆創膏をそっと貼る程度だ。
痛みや膿、腫れが出たら、医療機関に連れてってもらうしかない。いや、そうじゃなくても、とにかく医者に診せて、というのが私の本音だ。上皮化(一旦傷が落ち着くこと)しても、数ヶ月は消えないようだ。その間は紫外線対策。やっぱり、きれい治るかどうかは親御さんにかかっている部分が大きい。
今日はこのへんで。