50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

がんばれ!。カブトムシの赤ちゃん。。。

 これから、保育園看護師になりたいという、あなたへ。保育園看護師の仕事は幅広い。そのひとつが、カブトムシのお世話だ。(うそ。たぶん、うちの園だけです)

 昨日は、ちょっとしたイベントがあった。みんなでマイクロバスに乗って、海のそばの大きな公園まで行って、凧揚げをしました。レジ袋に足を付けたりした、手作りの凧。私も行きたかったのだが、お留守番組(0歳児クラスと1歳児クラスの半分はお留守番)。

 こんな時は、園長先生からいろんな仕事が降ってくる。。。

 『コトリ先生(←私のこと)、カブトムシのお世話お願いします』と園長。はい、わかりました、・・・って何?。カブトムシ???

 いや、いるのは気づいていた。事務室のすみに虫かごが4つ、その中にカブトムシの幼虫が数匹ずついるのだ。『カブトムシの赤ちゃんがネンネしてるからね、開けないよ』などと、私も子どもたちに言っていた。

 で、お世話っていうのは?。幼虫は土の中にいる。っていうか腐葉土?、堆肥?、それ自体が幼虫のご飯だ。もちろん園では”カブトムシの土”という袋入りで売ってるのを買ってあって、その中に入れている。幼虫が食べるので、少しずつかさが減っていくのだ。幼虫の糞を取り除いて、土を足してほしい、ということだった。

 

 ・・・なんか、責任重大。私も子どもの頃はカブトムシを飼ったけど、幼虫から成虫にできたことはない。大事に飼っていた幼虫が、成長したらフンコロガシだったという苦い経験があるだけだ・・・。

 園長も『幼虫がカブトムシになって、去年は子どもたちが大喜びでした♡』を繰り返すばかりで具体的な飼育方法は知らないらしい。

 とりあえず、外の花壇のそばに虫かごを並べて、ふたを取る。1匹だけ、地表近くに出てきているやつがいる。生きてるの・・・?。なんか弱々しい。冬だから冬眠なのかな・・・?。ググったりして調べればいいのだが、凧あげ組が帰って来るまで時間がない。

 なるほど、糞がいっぱい、コロコロ転がっている。初めてよく見た。大きさはコーヒー豆、それをちょっと細めに、俵型にした様な感じだ。とても全部は取り除けないので、あきらめて土だけ足すことにする。”カブトムシの土”の説明書きを読む。霧吹きで湿り気を加えながら、虫かごの8分目まで土を入れていく・・・。

 なんてことをしている間に、凧あげ組が帰着。

『せんせ~、何してたの~?』わらわら、マイクロバスから降りてくる。。。いつもの喧噪が、いや、みんなバス遠足で興奮してるから、いつも以上の喧噪が戻ってきた。

 

 がんばれ!、カブトムシの赤ちゃん。これから、私もお世話の仕方を勉強するよ。だから、来夏には雄姿を見せてね~。