50代新人看護師、保育園に行く。で、ときどき落語

日々の雑感、お仕事や落語・・・

うどん踏みと、だいふくちゃん。。。

 やりました! とうとう、仕事、納めました! 

 連休を取ることがむずかしい保育業界でも、年末年始だけは6連休です! ビバ、連休。素晴らしきかな、人生。

 12月28日、一年最後の保育園、何か行事があるのかなと思ったら、給食の先生の主導で、

 うどん、踏み! でした♫

 ジップロックに入れたうどんの生地を園児たちが踏み踏み。。。0歳児クラスも参加しました。”踏み踏み”まではできないけど、生地の上に立って、面白い感触を味わってくれたのかなと思う。

 その後は、麺棒で伸ばして、切って、麺ができるまで、給食の先生がやるのをじーっと興味深そうに見学してました。(←これは、3歳以上)

 いい企画だなと思いました。

 そのあと、お昼ご飯に出て来るうどんと、踏み踏みした物体が、頭の中でちゃんとつながっているのは何歳児からなのかな。。。

 

 で、私がそのうどん踏みの時間、何をしていたかと言うと、走って転んで棚におでこをぶっつけた1歳児の患部を氷嚢で冷やしてました。。。

 棚にぶつけたと言っても、保育室の棚、テーブルなどはすべて角は面取りされている(丸くカーブがついている)。ので、傷はできてはいないが、なかなかの激しい激突っぷりだったのだ。自爆事故。

 ・・・ギャン泣きの1歳女児、だいふくちゃん(仮名)。うっすら、たんこぶになりかけているかんじ。青く内出血なんかにならないように、祈りを込めてやさし氷嚢を当てます。

 けれど、相手は1歳児、じっと氷嚢をおでこに当てさせてくれはしません。

 けがの応急処置はRICE(Rest安静 Icing冷やして Compression圧迫 Elevation挙上)なのだそうだ。『アイシングは15分ごとに氷嚢を一度はなして、の繰り返し』とかYouTubeで解説してたけど、そもそも、15分じっとなんかしていられない。子どもが、そんだけじっとしているのは、そんだけのダメージが大きかった場合なのだろうと思う。

 だいふくちゃんは、1分間も氷嚢を当てていると、私の手を振りほどいて、ててててて、と逃げていく。また、私がそっと近づいていって、だいふくちゃんのおでこに氷嚢を当てる。1分くらいたつとまた、ててててて、と逃げていく。保育室のすみで私の顔をいぶかしげに見つめるだいふくちゃん。私が精一杯の笑顔でそっと距離を詰める。2人きりの保育室でも攻防。。。この繰り返しで、やっと15分。アイシングを終了することにした。

 なんとか、うどん踏みの終了間際に、だいふくちゃんを合流させて、うどんを踏ませてあげることができた。よかった。。。

 

 だいふくちゃんのおでこにも、何の傷跡ものこらなかった。午睡の時間におでこをしげしげと見つめて、安心する私。だいふくちゃん、・・・ほんとかわいい。

 

 だが、しかし。

 アイシングの攻防以来、大福ちゃんがそばに寄って来てくれなくなった。ふだんは自分から私に寄って来るのに・・・??? 

 あげくはの果ては、、だいふくちゃんを抱っこしていた別の先生から『ちょっとお願い』とだいふくちゃんをパスされたのだが、私が抱っこした途端に大泣きされてしまう、どうしようもなくて、また次の先生にパス。。。

 ・・・だいふくちゃん、どうしたの??? ひょっとして、おでこぶっつけた一連の記憶が私とセットになっちゃたの? ・・・そんなぁぁ、おじちゃん、一生懸命お手当てしたんだよぉ・・・

 とうとう、一度も私に抱っこさせずに、お迎えが来てしまった。。。

 だいふくちゃん、良いお年を。来年は仲直りしようね。。。